2007年11月30日

デビュー戦

トランペット・デビュー戦を明日に控え、計量(明らかに体重オーバで不戦敗)、そして焼酎ボトルを一気飲みしながら対戦相手を挑発しながらの記者会見などという下らないことを一切行うことがないのが、オーケストラである。

個々人が勝手に自分の都合で調整し、適当にその場に集まる。

でも本番だけは、自分に与えられた仕事を完璧にこなす。それがオーケストラ。
自分の仕事をこなせないと、プロだとクビ又は降格など厳しい試練が待ち受けるが、アマチュアだと打ち上げでの嫌と言うほどビールを飲ませまくられるという、厳しい試練が待ち受ける。
この試練に勝ってこそ、真の金管楽器奏者である(んなこたぁない)。

それでも人生の半分以上を金管楽器奏者として生きてきたこの私も、明日は特別である。
なんせ新たな楽器:トランペットでのデビュー戦であるからだ。
たぶんマラ5のソロホルンを吹くよりかは、緊張しないだろうけど。
むしろ気楽に、早々に帰宅し酒を飲んでリラックスタイムを楽しんでいるのだ。

もし明日の夕方、行くところがなく、さらに家に居場所がない人で、さらにこんなアホな俺のトランペットを聞いて見ようなんて奇特な人がいたら、午後7時に狛江エコルマに来て欲しい。
そんな君と狛江エコルマで僕と握手だ←希望者は全員。

こいつは一体どこまでアホなんだと呆れた人は、今さらいないと思います。

明日は、頑張ってトランペットを吹きます。とても楽しみです。
一緒に演奏してくれる全ての方に、感謝いたします。
posted by CZ-Pivo at 22:03| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月27日

チェコフィル@サントリーホールその2

今日もチェコフィル。
いつもながら東京での演奏会は、ほとんど足を運んでいるような気がする。そのためにいろいろなことを犠牲にしているけど・・・

さて今日はオール・ドヴォルジャーク・プログラム。
そしてP席である。
のだめで一躍有名になった「チェコ」組曲〜ポルカ、ドヴォコン(堤剛)、新世界。
いきなりあのまったりなポルカから始まる演奏会もどうかと思うが、これも「のだめ効果」だろうか・・・
でも「ノリ」はいつものように素敵だ。
ドヴォコンもなかなか良かった。堤さんを聞くのは、久しぶりだけどね。ラッパはヤルダーとシェディビー弟。2人ともC管だったけど、素敵な吹きっぷり。確かにこの曲はC管のほうが指は楽だよな。
僕はB管で吹くけどね・・・とてもよいお勉強の時間でした。
ホルンのブラベッツのソロも良かったし、コパーチェクも良かったなぁ
ドヴォコンは、アシュケナージで来たときにやって以来だけど、やはり伴奏も素晴らしいのである。
マーツァルがスコアとにらめっこだったのが気になった。もう少しオケとコンタクトを取った方が良いのでは?と思うけど。

後半の「新世界」。マーツァルは暗譜で、自在にチェコフィルを操り横綱演奏を聞かせてくれた。
時にはオケをあおり立て、熱のこもった演奏だった。
先日スロヴァキアフィルとは比較にならないくらい上手だ。もうやり飽きているだろうけど、それでもチェコフィルらしいテンションで聞かせてくれた。
ラッパはシェディビー兄(C管)とトンダー(B管)。
まぁ大した曲ではないから、昨日のマーラーほど酷い事にはならんね。トンダーはやはり素敵な吹きっぷりを聞かせてくれた。
2人の音色がぴったりと合って抜群のアンサンブル。
クラリネットはブラーハで美しかったなぁ

アンコールはスラブ舞曲15番。
圧倒的なノリで素敵だった。
本当に彼らのスラブ舞曲は素晴らしい。是非、日本で全曲演奏会をやってもらいたい。

終演後はいつものように、楽屋口でラッパへご挨拶。
トンダーに年末年始遊びに行くと伝えた。
「ケイマルさんに会うの?」
って聞かれたけど・・・もちろんその通りでございます。

これであっという間に「チェコフィル祭」も終了。
楽しく聞いたのだけど、何かが足りないのである。
そう終演後のケイマルさんとの宴会ビールである。このところチェコフィルには欠かせないもので、演奏会よりも飲んでいる時間の方が長いのだが・・・
もうチェコフィルでケイマルさんが来ることはないので、少し寂しいものがあるなぁ

マーツァルがチェコフィルを退任し、後任が決まらない今の状況では、今度の来日がいつになるのか判らない。となると毎年追いかけてプラハに行かなくてはならないかもしれないな。

これで命の充電完了である。
明日から現実に戻って仕事を頑張ろう。
あと1ヶ月でヨーロッパじゃ。
posted by CZ-Pivo at 23:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チェコフィル@サントリーホールその1

さて今日は、チェコフィルのマラ3である。

ラッパの出番を含めてどうなることやらと思っていた。
良くも悪くもチェコフィルであることを思い知らされる。
冒頭のホルンで、今日はどこまで期待してよいのか?などと思いつつ・・・その後のラッパソロで幻滅。
シェディビーはやっぱりただの良い人だ。
でもその後、tuttiでトンダーが入ってきた瞬間に知っている「チェコフィルの音」になる。
やっぱりトンダーが最強だ。
ホルンのブラベッツはたまにポロポロやっていたけど、常に音楽に向かい攻める姿勢が素晴らしい。以前よりも音が柔らかくなって、伸びるようになってきたと思う。正直、指揮者なんかならない方が良いと思う。
トロンボーンソロも良かったなぁ

さて問題の3楽章。
ヤルダーが抜群の安定感で聞かせてくれた。もちろん師匠にならってフリューゲルホルン←終演後、トンダーが「スゴイデス」って言ってた。
同感だ。
いつもシャイなヤルダーもこの時はとても清清しい笑顔だった。

6楽章の弦楽器は、チェコフィルでしか出ない「音」。
このために良い席にして良かった。
問題のラッパとトロンボーンのコラール。
D管使おうが、何しようが自由だけど、その音程とごまかし方はありえんだろと。
もっと攻めて欲しかった。
他のラッパ3人は、最後まで全力で吹きまくっているのに・・・あれならたまに遅れて、アンサンブルを乱すこともあるケイマルの方がよい。
プラハには優秀なラッパはいくらでもいるのにな。

名物奏者が少なくなってきているけど、それでもチェコフィルの音がする。やはり素晴らしい伝統が受け継がれていくである。

マーツァルのマーラーは当たり前だけど、ボヘミアスタイル。
存分に旋律を歌わせ、音楽が横に流れる。
やはりチェコフィルのマーラーは別格である。
去年、マーラーが3番をイメージした場所に行ったことも大きく影響している。
音楽は、楽譜だけでない何かを得るためにヨーロッパに行くのだよな。

今回は、ラッパのエキストラでヨゼフ・セディーレクさんと友達になれたから良かった。年末年始にプラハに行くと話すと、名刺をくれて「もしオペラを見たければチケットを用意するよ」と言ってくれた。
ラッパとホルンをやると言ったら笑っていた。
そりゃそうだ。
そんな人は、世界中探してもそんなに居ないでしょうよ。

そんなこんなで、48回目のチェコフィルでした。
さて今日が最後だ。
ドヴォコン、新世界。
ドヴォコンは今度やるので、これまた勉強してこないと。
2番トランペットは誰だろう?
posted by CZ-Pivo at 16:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月25日

チェコフィル@みなとみらい

今日は、みなとみらいのチェコフィル。

横浜は遠い・・・・
どう行っても面倒。
と言っても1時間半も掛からないけどね。

友達が行けなくなってしまいチケット処分という任務もあった。
チケットは売り切れで、何も苦労なく売り手が見つかった。良かった。

さてと思ったら、マウスピース職人の亀山さんが来ていた。
お久しぶりですということで、開演までロビーでいろいろお話をさせていただいた。

さて本日は、モルダウ、ドヴォ8、展覧会の絵。
ドヴォ8は今度やるのでじっくり勉強しないといけません。なんせ今日の練習に行かないで聞きに来ているのですから。
モルダウはつい木曜に聞いたけど、乗り番が若干違うのは彼らの流儀。何も珍しいことではない。
それにしても月の光のトロンボーンとテューバの美しい事!!
これこそ伝統の「音」ではないかと。
続くドヴォ8。録音ではティルシャルと今回来ていないケイマル御大が吹いているけど・・・
ラッパはシェディビー兄とトンダー。なかなか頑張っていた。3階席の奥だったけど、存分に聞こえてくる。
マーツァルの音楽は、これまたいつものように長いスパンで聞かせてくれる。じっくり腰の据わった美しい音だ。
ホルンは伝統的な変更をやはりしていた。あれは僕も同じ事をやりたいけど、許していただけるのだろうか?

後半は「展覧会の絵」。
ハリーシュのトランペットソロから始まる。
それにしてもハリーシュの音は大きくなったというか、通る音になったというか、ビンビン聞こえる。3番ラッパに見慣れないエキストラがいる(大した仕事ではないけどね)。
怪しい楽器でのビドロソロも格好よかった。
マーツァルのスタイルは、展覧会の絵でも変わらない。個々のエピソードよりも大きな流れを大切にする。これが決して個々を疎かにしているという意味ではなく、個々の積み重ねていく中での大きな流れがある。
とても素晴らしい。

アンコールはいつもの如くスラブ舞曲で、横綱チェコフィルを堪能。

終演後は、楽屋口で亀山さんとチェコフィルトランペットセクションと楽しいひと時。
今回エキストラで登場したヨゼフ・サディーレクは、国立歌劇場のトランペット奏者。
現れるなり「コンニチワ」と日本語だ。
このオケには、怪しい日本語を操る人が他にいるが、ここにも居た。どうやらアカデミー時代に、周りの日本人から教えてもらったそうだ。
片言とは言え俺のチェコ語よりも立派だ。
本当に愉快な人達だ。

ということで、とても楽しい日曜だった。
でも途中、タワレコでヘンデル「ジュリアス・シーザー」を買った。何故ならヘルマン・バウマンが吹いているっていうからだ。
でもほとんど出番は無い・・・・しかも4時間を越える曲。
さてどないするのだろうかね。

それで何かご飯でも食べて帰ろうかと思っていたが、特に中華を食べたい訳で無いから、撤収してただいま家でビール飲んで明日に備えるとするかな。
posted by CZ-Pivo at 22:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月23日

チェコフィル@トリフォニー

チェコフィルの東京初日。

まずは「我が祖国」。
予定とおりに会社を出て錦糸町に到着。
安いチケットは売れているようだけど・・・若干パリーグでオリックスVS楽天みたいな客の入り。

さて46回目のチェコフィルであるが、いつものように美しい。そして唸り声、足音の聞こえない「我が祖国」ととても素晴らしい。
あの人よりも出てくる音は美しい。それは指揮者の持っている「音」の違い。しゃあないな。

マーツァルの音楽は、いつものように曲全体を見通す息の長いフレーズを聞かせてくれる。
だからパーツを取ってどこがどういう聞き方はできない。だからこそ実演で聞くと深い感動を味わうことができる。
もちろん「シャールカ」でグッとエンジンを掛けるときもあるし、「ヴァルタヴァ」の月の光で、美しく聞かせることもある。これがオケの力と合わさり、恍惚の世界へと誘う。
「ボヘミアの森と草原」では、我々には絶対に演奏できない独特なリズムが冴え渡る。このノリは本当に素晴らしい。
後半2曲も決して絶叫することなく、どこまでも美しい。これがとても大きな効果を生む。「静かな熱狂」だ。
いままでは「ブラニーク」でケイマルのトランペットが朗々と歌い上げるのだけど、弦楽器主体に鳴り響く。
もはやああいう音は聞かれないと思うと寂しいのだけど、これはこれでやっぱりチェコフィルなのである。
だから素晴らしい。

練習も良くしたのだろうと思われるので、アンサンブルが破綻することはない。こういう「我が祖国」は久しぶりだ。
とても充実した演奏だった。

この「静かな熱狂」は、観客の「熱狂」を呼び起こすのである。
オケが去った後も拍手は続きマーツァルが呼び戻されスタンディングオベーション。

ちなみに管楽器は全後半入れ替え。
ラッパは前半をハリーシュ&ペハ、後半をシェディビー兄弟。
ホルンは5人で頭を2人で吹き分け、あとは入れ替え。
久しぶりにコパーチェクが日本に来てくれた。後半をドクサンスキーとのコンビで美しく聞かせてくれた。前半のブラーハも素敵だった。
「ブラニーク」の木管のソロを、フルートの新入団したパズデローヴァ、ブロシュコヴァー、コパーチェク、ロスコヴェッツ、ホルンのヴォヴォジルと「新しい」チェコフィルのメンバーが美しく聞かせてくれた。

終わってから楽屋口でラッパの友達を待つ。
昨日の盛岡は雪だったそうだけど、東京も寒いって。
そして問題のマラ3の出番を尋ねる。1番をシェディビー、ポストホルンをハリーシュが吹くそうだ。
どうなることやら、楽しみである。

さて今日から3連休。
のんびり過ごして命の洗濯じゃ。
posted by CZ-Pivo at 11:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月21日

チェコフィル祭

明日から「チェコフィル祭」である。

去年のゴールデンウィークのプラハ以来のチェコフィルである。

まずはトリフォニーで「我が祖国」全曲。
そして横浜でドヴォ8、「展覧会の絵」、サントリーでマラ3、新世界と続くのである。

このところ来日は2年おき。
ある時期、毎年だったけど2年おきくらいがちょうど良いかもしれない。
でも1996年から去年まで11年連続でチェコフィルを聞いている。今年で12年連続。来年プラハに行けないとついに連続記録が途絶える危険がある。
この11年間で45回の演奏会を聞いている。そして明日は46回目だ。
今年の大晦日で50回目ということにある。
我ながらよく聞いているものだと感心する。

ということで今日は早々に帰ってきてゆっくり休んで明日からに備えるとするかな。
posted by CZ-Pivo at 20:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月19日

バイエルン放送交響楽団

さてこの前の土曜日は、マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送響を川崎で聞いた。

ちょっと早めに着いてブラブラしていたら、ソロトランペットのハネス・ロイビンがぶらぶらしていた。
これでマーラーのソロを吹かなかったらどうするのか・・・って思いつつ、んなことないよね。

ロビーでは、バイエルン放送制作で、ヤンソンス指揮バイエルン放送響の「幻想交響曲」を売っていた。¥2200也。
帰って聞いたけど、なかなか聴き応えのある演奏である。

さて前半は、サラ・チャンでブルッフのバイオリン協奏曲。
サラ・チャンはいつだったかロンドンでモーツァルトを聞いたけど、それ以来だと思う。
ブルッフは、去年、演奏したばかりなので細部にわたって記憶しているけど、やはり世界最上級のオケが演奏すると、やはり格が違う。
ホルンは、ミュンヘンフィルから移籍したティルビリガーだった。まぁそれだけで十分に豪華である。
2楽章の美しさ、3楽章の弾けるリズム感などとても楽しめる演奏だった。

後半は、今年これで3回目となるマーラー交響曲第5番。
偶然とは言え、今年は異様なほど多いと思う。
さて先ほど遭遇したロイビンがソロトランペット。そしてホルンはもちろんヨハネス・リツコフスキー。もちろんアシスタントなんぞ付けない。
ヤンソンスといえば、いつだったかピッツバーグと来た時に聞いたマラ5がどうしょうもない演奏だっただけに、今回は危惧していた。
とは言え録音で聞くショスタコ、前回の来日とそこまで酷い印象はないのでどうなるのだろうと、期待と不安が入り混じる。
冒頭のロイビンは言うまでも無くとても素晴らしい。この先の輝かしい演奏を予感するかのような出だしであった。
ヤンソンスは独特のテンポ設定でやや流れが悪いと思うところもあるけど、そういうことをオケが完璧にやっているのがとても素晴らしい。
馴れ合いでなくちゃんとリハーサルをした証だと思う。
弦楽器は驚くほど鳴り響き、そこに後ろから鳴り響く豪華な金管の響き。
特にホルンがとても素晴らしい仕事をしていた。
3楽章の最後の追い込みは見事としか言いようが無い。ここまで追い込みながら全く破綻することがないのが、彼らの相性の良さなのだろう。
リツコフスキーのソロの素晴らしさは、言うまでも無い。世界的な名手のマーラーが聞けるのはとても嬉しい。
ゴージャスな弦楽器による4楽章。畳み掛ける5楽章。でもそのリツコフスキーが5楽章の木管とユニゾンのソロで一瞬落ちたのが笑えた。
でもその後は、取り戻すかのごとくさらに気合の入った演奏を聞かせてくれた。
これでヤンソンスは3回目だけど、今回はとても満足な演奏だった。そして今年3回目のマラ5も、今回が総合点で最高位だと思う。

とても満足だったので、そのまま帰るのも勿体ないので、久しぶりに1人で飲み屋で飲んだ。1人暮らしする前は、たまにやっていたけど、このところ全くそういうことをしなくなった。まぁ家では飲んでいるけどね。

さて昨日は、昼&夜とオケの練習。
本番は12月1日(土)狛江エコルマで7時からです←密かに宣伝。

来週の練習は諸事情で行けないので、これが最後の練習。まぁこのまま行けばトランペットデビューもうまく行きそうだ。
隙間で来年の曲目が決まった。
ドヴォ・チェロコン、ドヴォ7。
良かった。
何がって、両方ともピストンB♭管でやれるということ。
会議ではブラ4と競っていた。ブラ4だとロータリーとピストンを持ち帰ることになり、2本楽器を持って行くのはとても面倒なのである。
そして来年は、個人的にドヴォルジャークイヤーとなった。
ドヴォ7、8、ドヴォコンとやり過ぎじゃ。
俺的にはドヴォ8はラッパ、ドヴォ7とチェロコンはホルンでやりたかったが全く正反対になってしまった。
でも楽しいから良いや。
posted by CZ-Pivo at 23:32| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月13日

カザルスのベートーベン

casalsbeethoven78.jpgカザルス指揮マールボロ音楽祭のベートーベンが復刻した。
チェロではなく、指揮だよん。

今度、ベト8をやるからどんな演奏しているのかなぁと興味本位で買ってみた。
期待よりも興味本位でね。

しかし驚いた。
颯爽としたテンポが老巨匠とは思えない。なんたる若々しく情熱ほとばしる音楽。こんなに素晴らしい曲だったのだと改めて思った次第だ。
アメリカオケの名人を寄せ集めたオケかと思われるけど、とても見事な演奏である。ホルンはクリーブランドの首席ホルンのマイロン・ブルームなんて名人もいるしね。
という事で、久しぶりにさわやかな感動を覚える名演に出会ったような気がする。
とても気に入ったのでもっと聞き込んでみたい。
posted by CZ-Pivo at 22:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

ゲルギエフのチャイ5

昨日は、所沢でゲルギエフ指揮マリンインスキーを聞いてきた。
ハルサイとチャイ5。
ベタでスイマセンと言わんばかりのプログラムであるが、去年の「ワルキューレ」1幕よりも客は入っている。
ちゅうか所沢であんなに入ったのを見たことが無いかもしれない。
去年のワーグナーは本当に素晴らしい演奏だった。やっぱりオペラをやっているオケだと思った。

さて今回。彼らの良いところと悪いところを見たような気がする。
ハルサイは、良くも悪くもテンションで押し切る演奏だった。アンサンブルはイマイチで、一瞬「あれ?」と思うところもあった。
まぁ彼らも人間だからいつも凄まじい演奏を聞かせてくれる訳でもないことを、今さらのように思ったのだ。
後半のチャイ5は、全く別のオケのようになっていた。
細かいところを言い出すとキリが無いが、こなれたものではなく丁寧で見事としか言いようの無い演奏だった。
テンションだけではなく、チャイコフスキーの「音楽」を聞かせてくれた。ホルンのやクラリネットの美しいソロ。金管の美しいハーモニー。
久しぶりに帰ってきたワシリー・カンのトランペット。濃厚で重たい音で鳴り響く。これこそ聞きたかったロシアの音!
4楽章の最後のトランペットのテーマは、さぞかし豪快に吹き上げてくれるかと思いきや、ワシリーはお休みして、2番が有り得ない音量で吹きまくり。
まぁあのテーマを吹いたらその後はバテて死ぬ事は知っているが、そうくるか!!というものだ。
2人で吹くとしてもその前を休んで、テーマは吹いてその後また休みっていうのがロシアの定番だったのだけど・・・
まぁ解決方法はいろいろあるけど、面白かった。

アンコールの「花のワルツ」「トレパーク」は、美しい演奏だった。
やっぱり彼らは劇場のオケなのだよね。
こなれた演奏ではなく、完全に自分のものにした貫禄の「くるみ割り人形」であった。

さて毎回、彼らの演奏は、複数回聞くのだけど、今回の来日に限りこの所沢だけである。
なんせ先週のミュンヘンフィルに金を掛けすぎたから、チェコフィルも来るし金が回らないからである。
年明けは忙しいだろうから、オペラ本体は行けないだろうし、次聞くのはいつだろうか?
posted by CZ-Pivo at 23:06| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月10日

いかん

もう1週間も喉が痛くて、咳が止まらない。
別に熱があるという訳でもないけど、調子が良くない。どれだけ寝ても寝られる状態にある。たまには休め!という身体からの指令かもしれないな。

という事で、今日は寝まくりであるが・・・・悪化させたくないから日比谷での井上道義指揮の「レニングラード」は諦めてしまった。
彼らの「レニングラード」が悪い訳がないのだけど、身体の調子には勝てない。

ここにきて少し寒くなってきた。この季節の変わり目は、昔から駄目なんだよね。今日は天気も悪いし、家から一歩も出ていない。

さて明日は、所沢でマリインスキーのオケを聞く。
ハルサイとチャイ5というもろベタな曲目ではあるが楽しみである。
posted by CZ-Pivo at 18:59| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月04日

ミュンヘンフィル

今日で3日連続の演奏会。

ティーレマン指揮ミュンヘンフィルでブルックナー交響曲第5番。

しかし今日は他にも面白そうな演奏会があった。
・日比谷公会堂でのショスタコ5&6番
・横浜でゲルギエフ指揮キーロフ
  リムスキー=コルサコフのオペラオケ曲集と「火の鳥」

この中でどれを選ぶのかというと難しい。
たまたまこの中で、ミュンヘンフィルがチケットの発売が最初だったからということになると思う。
正直、どれも捨て難いものである。

結論。
この選択は間違っていなかったということ。

ティーレマンに率いられた最強集団の、アクの強い強烈なブルックナーを聞けたのだ。
とにかくテンポが尋常でなく遅い。
晩年の朝比奈さんの演奏は何度も聞いたが、長いスタンディングオベーションを含めても90分程度のものだった。
しかし今日は、4時に始まった演奏会(実際に音が出たのは4時7分くらい)で、音が終わったのが5時40分。そこから10分近いのカーテンコール。
予想以上に長い演奏会だった。
楽章間を抜いても演奏時間は90分くらいだろうか。チェリビダッケに匹敵するかそれ以上のテンポ設定だった。
これが全くだれる事無く、意味のある音だけが並べられるのだから、凄まじいとしか言いようが無い。

今回はティーレマンの本領発揮だったと思う。
細部まで徹底的に練り上げられた濃厚な表現。伸縮の細かいテンポの動き。特に多用されるフレーズの終わりでのリタルダンド。
これがワザとらしいと感じる人は、ティーレマンを聞く理由がないと思う。
この変幻自在なテンポの伸縮こそがティーレマンの面白さなのだから。
2004年にウィーンフィルで聞いたブルックナー7番よりもさらに濃厚だった。

音が終わって、拍手しかけたが、ティーレマンが沈黙したため始まりかけた拍手が止み、沈黙の後は凄まじい「ブラボー」だった。

そういやホルンのティルビリガーの名前が無かった。
ホームページにも無いので、辞めたのか移籍したか、どっかの先生になったか、アメリカに帰ったか?
よくわからん。
posted by CZ-Pivo at 21:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月03日

ペテルブルグ三昧

昨日は、マリンスキーブラスを聞いた。
オケの演奏会ではいつもハイテンションに吹きまくる連中のブラスアンサンブルとなると、期待が高まる。
予想以上に素晴らしい演奏会だった。

ラッパのクリュチコフ、ホルンのツェスと言ったいつもの連中が圧倒的なパワーを見せつけた。
前半は、リムスキー=コルサコフから現代作品(と言ってもロマンティックだけどね)まで幅広い。
後半は、11人の金管+2人の打楽器で「祝典序曲」と「展覧会の絵」。
豪快の極みであった。
こういう音は、本当に素晴らしい。
久しぶりに東フィルの荻野さん、古野さんやらにお会いした。

今日は、日比谷公会堂でショスタコ交響曲全曲演奏会の1回目。
まずは交響曲1〜3番。
指揮は井上道義さんでペテルブルグ交響楽団。テミルカーノフの功労団体オケと同一のペテルブルグフィルハーモニー協会のアカデミー交響楽団。
こちらはドミトリエフの元で活躍している。
いつだかドミトリエフで聞いたのだけど、確かにロシアのサウンドを持っているけど、弱いなぁと思っていた。ホルンはとても素晴らしいけど・・・とね。
でも今日は、別のオケのような破壊力と美しさを持つオケとなっていた。歯切れの良いアンサンブル、強力な金管楽器のサウンド。弦楽器の美しい響き。
あのときと同じオケとは思えない。
ということで、とても大満足な演奏会だった。
今さら日比谷公会堂ではあるが、まぁデッドではあるけど、客席と舞台が近く感じる。
キャパは2000人も入るから、サントリーとかとあまり変わらないけど・・・
ちゅう訳で、ホールが悪いという事を感じる事は無かった。
本当ならこのチクルス全てを聞きたかったけど、そうはいかない。11月は来日オケラッシュなので、とても忙しい。
さきのマリンスキーオケも聞くし、明日は久しぶりに来日するミュンヘンフィル。そしてバイエルン放送響、最後はチェコフィル。

なのでもうこのオケは聞かないと思っていたけど、なかなか良かったから来週の「レニングラード」を聞きに行こうかと思っている。ホルンのバンダに古野さんが出るっていうし。

その隙間で練習もして、12月には本番だ。
posted by CZ-Pivo at 23:12| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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