2007年11月27日

チェコフィル@サントリーホールその2

今日もチェコフィル。
いつもながら東京での演奏会は、ほとんど足を運んでいるような気がする。そのためにいろいろなことを犠牲にしているけど・・・

さて今日はオール・ドヴォルジャーク・プログラム。
そしてP席である。
のだめで一躍有名になった「チェコ」組曲〜ポルカ、ドヴォコン(堤剛)、新世界。
いきなりあのまったりなポルカから始まる演奏会もどうかと思うが、これも「のだめ効果」だろうか・・・
でも「ノリ」はいつものように素敵だ。
ドヴォコンもなかなか良かった。堤さんを聞くのは、久しぶりだけどね。ラッパはヤルダーとシェディビー弟。2人ともC管だったけど、素敵な吹きっぷり。確かにこの曲はC管のほうが指は楽だよな。
僕はB管で吹くけどね・・・とてもよいお勉強の時間でした。
ホルンのブラベッツのソロも良かったし、コパーチェクも良かったなぁ
ドヴォコンは、アシュケナージで来たときにやって以来だけど、やはり伴奏も素晴らしいのである。
マーツァルがスコアとにらめっこだったのが気になった。もう少しオケとコンタクトを取った方が良いのでは?と思うけど。

後半の「新世界」。マーツァルは暗譜で、自在にチェコフィルを操り横綱演奏を聞かせてくれた。
時にはオケをあおり立て、熱のこもった演奏だった。
先日スロヴァキアフィルとは比較にならないくらい上手だ。もうやり飽きているだろうけど、それでもチェコフィルらしいテンションで聞かせてくれた。
ラッパはシェディビー兄(C管)とトンダー(B管)。
まぁ大した曲ではないから、昨日のマーラーほど酷い事にはならんね。トンダーはやはり素敵な吹きっぷりを聞かせてくれた。
2人の音色がぴったりと合って抜群のアンサンブル。
クラリネットはブラーハで美しかったなぁ

アンコールはスラブ舞曲15番。
圧倒的なノリで素敵だった。
本当に彼らのスラブ舞曲は素晴らしい。是非、日本で全曲演奏会をやってもらいたい。

終演後はいつものように、楽屋口でラッパへご挨拶。
トンダーに年末年始遊びに行くと伝えた。
「ケイマルさんに会うの?」
って聞かれたけど・・・もちろんその通りでございます。

これであっという間に「チェコフィル祭」も終了。
楽しく聞いたのだけど、何かが足りないのである。
そう終演後のケイマルさんとの宴会ビールである。このところチェコフィルには欠かせないもので、演奏会よりも飲んでいる時間の方が長いのだが・・・
もうチェコフィルでケイマルさんが来ることはないので、少し寂しいものがあるなぁ

マーツァルがチェコフィルを退任し、後任が決まらない今の状況では、今度の来日がいつになるのか判らない。となると毎年追いかけてプラハに行かなくてはならないかもしれないな。

これで命の充電完了である。
明日から現実に戻って仕事を頑張ろう。
あと1ヶ月でヨーロッパじゃ。
posted by CZ-Pivo at 23:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チェコフィル@サントリーホールその1

さて今日は、チェコフィルのマラ3である。

ラッパの出番を含めてどうなることやらと思っていた。
良くも悪くもチェコフィルであることを思い知らされる。
冒頭のホルンで、今日はどこまで期待してよいのか?などと思いつつ・・・その後のラッパソロで幻滅。
シェディビーはやっぱりただの良い人だ。
でもその後、tuttiでトンダーが入ってきた瞬間に知っている「チェコフィルの音」になる。
やっぱりトンダーが最強だ。
ホルンのブラベッツはたまにポロポロやっていたけど、常に音楽に向かい攻める姿勢が素晴らしい。以前よりも音が柔らかくなって、伸びるようになってきたと思う。正直、指揮者なんかならない方が良いと思う。
トロンボーンソロも良かったなぁ

さて問題の3楽章。
ヤルダーが抜群の安定感で聞かせてくれた。もちろん師匠にならってフリューゲルホルン←終演後、トンダーが「スゴイデス」って言ってた。
同感だ。
いつもシャイなヤルダーもこの時はとても清清しい笑顔だった。

6楽章の弦楽器は、チェコフィルでしか出ない「音」。
このために良い席にして良かった。
問題のラッパとトロンボーンのコラール。
D管使おうが、何しようが自由だけど、その音程とごまかし方はありえんだろと。
もっと攻めて欲しかった。
他のラッパ3人は、最後まで全力で吹きまくっているのに・・・あれならたまに遅れて、アンサンブルを乱すこともあるケイマルの方がよい。
プラハには優秀なラッパはいくらでもいるのにな。

名物奏者が少なくなってきているけど、それでもチェコフィルの音がする。やはり素晴らしい伝統が受け継がれていくである。

マーツァルのマーラーは当たり前だけど、ボヘミアスタイル。
存分に旋律を歌わせ、音楽が横に流れる。
やはりチェコフィルのマーラーは別格である。
去年、マーラーが3番をイメージした場所に行ったことも大きく影響している。
音楽は、楽譜だけでない何かを得るためにヨーロッパに行くのだよな。

今回は、ラッパのエキストラでヨゼフ・セディーレクさんと友達になれたから良かった。年末年始にプラハに行くと話すと、名刺をくれて「もしオペラを見たければチケットを用意するよ」と言ってくれた。
ラッパとホルンをやると言ったら笑っていた。
そりゃそうだ。
そんな人は、世界中探してもそんなに居ないでしょうよ。

そんなこんなで、48回目のチェコフィルでした。
さて今日が最後だ。
ドヴォコン、新世界。
ドヴォコンは今度やるので、これまた勉強してこないと。
2番トランペットは誰だろう?
posted by CZ-Pivo at 16:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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