2008年02月25日

チェコ・ネタ

このところクソ忙しい→眼精疲労→肩凝り→体調不良
などという悪循環を理由に更新を怠っていた訳ではないが、お久しぶりです。

さてインバルがチェコフィルに就任することはすでに書いた。
この2月18日に正式に契約締結。その記者会見の抜粋がチェコのネット新聞にあった。
都響とかけもちであることを指摘されて「2010年からはチェコフィルに専念」するとのこと。
ってことはこの4月から都響に就任するも当初契約である2年で辞めることを就任前から明らかにしているということである。
まぁ仕事なんてそんな世界だよね。
それにチェコフィルから先にオファーがあったら、都響は受けてなかったと思う。
そしてマーラー交響曲全曲録音計画があり、2009年に没50年を迎えるマルチヌーだけでなくチェコ音楽を広範囲に取り上げると言う。

さてチェコフィルとまずは3年契約であるが、この先どこまでやるのかとか、長持ちするのかなどとても気になるところである。

お試しで買ったフランクフルト放送響との「我が祖国」。ターボルでラッパが思いっきり1小節早く炸裂しているのにそのままかよ!って突っ込みよりも、こんなにサクサクしている「我が祖国」は?と突っ込みたい。

インバルって悪く無いけど、どうしても野放図で緻密なアンサンブルを聴くという指揮者ではないよね。
良く言うと「全体を掴んだ流れの良い音楽」なんだけど、悪く言うと「大雑把」。良し悪しがその時々で分かれる。

さて2月は小林研一郎が2回のチェコフィル定期に登場。
「新世界」でケイマルさんが1番トランペットで登場。
前半がブラ4とまぁコテコテで特盛りなプログラムである。
ブラ4もケイマルさんが吹いていたそうだが、久しぶりの1番ラッパで張り切りすぎてケイマル節炸裂で、さすがのコバケンも困り「僕がチェコフィルを振るのは今回で最後だからいろいろな奏者とやりたい」と言ってケイマルさんを下ろしたそうな。
もう来ないなんてそんな寂しい事を言うな!と言っていたそうだが、敬愛するコバケンのお願いには逆らえなかった。

こちらはオクタヴィアが録音していたので、そのうち発売されることでしょう。

「音、汚かったよ」と現地で聞いていた友達談。
「でもチェコフィルが理性を捨てて本気になるのだから、やっぱり凄い」
ごもっとも。

でも何やっても美しいノイマンって本当に凄い指揮者だったよね。
なんであんな美しい音が出せるのか判らん。
僕の理想はやっぱり1970〜80年代のチェコフィル。
ありゃ凄すぎる。

プラハ放送響のマーラー4番のCDがあったので高かったけど買ってみた。
チェコに行ったところで最近は、欲しいCDが必ず手に入る訳でも無いから・・・
予想以上に美しい演奏だった。
セツキーさんのホルンがとても素敵。ラッパも(ズヴォラーネクかな?)も素晴らしい。
初めてプラハに行ったときに、プラハ放送響で聞いたのがマラ4。とても素晴らしい演奏に驚いた。
日本公演では必ずしも彼らのベストパフォーマンスが聞けないのが残念でならない。でもプラハで聞くこのオケは、とても凄い音がするのである。
でも今年は「我が祖国」を持ってくるので楽しみだが、東京ではやらないのでまたも、名古屋または大阪に行って聞くことになるのだろう。
posted by CZ-Pivo at 21:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月13日

寒い

冬だから当たり前。
でも昼間の職場は暖かい。昼過ぎると日が入りまくりで暖房要らず。
そして眠くなるzzzzzzzzzzzzzz

明日の多摩地区はマイナス6度になるらしい。
「寒いゆうてもネラホゼベス(プラハ郊外)ほどではない」と冗談を言っていたが、明日はネラホゼベス並に寒いかもしれません。

それはそうと10年振りの指揮が録音されていた。
フルートの後輩が録音していて、それを聞いたのだが・・・
自分のやりたいテンポでやったからマエストロとは違うだろうけど、思うところがいろいろあって面白い。
思い通りになっているところ、なっていないところ・・・あの振り方だとまずかったなぁなんて思うところ。
そんなこと考えて俺はいつから指揮者になったんだ?

それより自分の声。
録音やらで聞く機会はないので、何か不思議な気分。
こんな声だったのね。
あはは

本当なら自分のホルンの音をちゃんと聞いてみたい。
いつだかのシューマン「ゲノヴェーヴァ」序曲や「運命」、ベートーベン6重奏、モーツァルトのデュエットは悪くなかったからなぁ
もちろんラッパの音もね。
posted by CZ-Pivo at 23:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月12日

ショスタコーヴィチ交響曲第4番

rostropovichshostakoLSO4.jpgショスタコーヴィチ交響曲第4番は、ショスタコの15曲ある交響曲の中で異質なものだと思う。
もっとも2&3番という政治色満点の曲は別だけど・・・

1935年に初演のリハーサルが中止になり、その後初演は1961年まで待たなければならなかった。ショスタコーヴィチの交響曲の初演は、ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルというある種のお約束が破られコンドラシンがモスクワで初演。

そんなことはさておき、個人的には、とても面白い曲だと思っていた。挑戦的な金管の使い方、スコア2ページまるまる105小節16音符で埋め尽くされプレストで引きまくる弦楽器。

なんていうことは知っているつもりだった。

ロストロポーヴィチ指揮ロンドン響の録音を聞くまでは・・・

ぶっとんだ。

この曲を知っているつもりだけだった。

激しすぎる情念。

凄まじい金管。

もちろんモーリス・マーフィーなんだろう。

こんな曲だったっけ?

う〜ん。悩ましい。

ロストロポーヴィチがこういう演奏ができるのは同時代のソ連を生きていたからなのだろう。
posted by CZ-Pivo at 23:33| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

追悼:ラリー・エーラム

Ten of The Bestのメンバーであり、ハンブルグ国立歌劇場のソロトランペットであるラリー・エーラム氏が1月30日に交通事故で亡くなりました。
陽気なアメリカ人ですが、長くハンブルグオペラのソロトランペットとして活躍。オケ以外にもミュージカル、映画音楽などでもその才能を発揮してきました。
60歳を過ぎても、変わらぬパワーで吹きまくっていました。昨年のツアーでも存分に吹いてくれていただけに、交通事故での突然の死には驚かざるを得ません。
詳しくは↓をご覧下さい。

http://www.trumpetguild.org/news/08/0815elam.html
posted by CZ-Pivo at 22:45| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月09日

インバルwithチェコフィル

現地時間2月7日、チェコフィルはインバルを2009年シーズンから首席指揮者に迎えると発表した。

はっきり言って驚いた。
こんなに驚いた事はあまりない。
驚きすぎて、いろいろな人にメールしまくってしまった。

マーラーが振れて、海外ツアーができて、特に日本に売れる指揮者を選択したのでは?と思ってしまう。
一昨年タコ8をやったときは評判良かったようです(伝聞)が、正直どんな音楽がでてくるのかわかりません。
鳴らし屋インバルが、ドヴォルジャークホール一杯にマーラーを豪快に鳴らすのは、面白いと言えば、面白いですけどね。

どんな音が鳴るのか、早くプラハで聞いてみたいものです。
posted by CZ-Pivo at 09:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月07日

ミャスコフスキー

プロコフィエフ指揮者コンクールがこの4月に開催される。
その課題曲にミャスコフスキー交響曲第21番がある。

ペテルブルグで行われるコンクールだし、そういうものがあることは否定するものではない・・・・
他にはもちろんプロコフィエフの交響曲は当然課題になっている。

ミャスコフスキーのこんな曲知らないし、スコアをどこから手に入れるのだぁぁなんて事を考える必要は無い。スコアはそこのホームページからダウンロード出来るようになっている。
親切か不親切かわからん。

コンクールのファイナルではもちろんテミルカーノフのオケであるフィルハーモニーを指揮することができる。
コンクールだろうと関係なく、ベルが明後日の方向を向いて炸裂するであろうロマノフやシャラポフの顔が浮かぶ。

とても面白そうだ。

健闘を祈ります。我らのマエストロ。
posted by CZ-Pivo at 22:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月05日

指揮者

この日曜の練習で約10年ぶりに指揮をした。

最後にちゃんとオケを指揮したのは、大学4年の卒業式。
当時学生指揮者が居たのだが、練習を休んでしまい、その場にいた俺が急遽指揮して、そのまま本番をやったのである。
まぁ去年、オケの分奏で少し指揮はしたけどね・・・
ちゃんとしたオケということで。

さてドヴォ8の練習にホルンを抱えて、雪の中出発した。
さて電車に乗って間もなくして、指揮者から電話があり
「風邪を引いてどうしても行く事ができない。君以外に頼めないから今日の練習の指揮をしてくれないか?」
と言わた。
断る理由は無い。
曲は良く知っているはずのドヴォ8だしね。

ある時までは、指揮するのって楽しかった。
だって勝手に振っていれば良いのだと思っていたから。
その後、そうでないと気が付いたときから絶対にやりたくないと思っていた。オケで楽器を演奏するよりも大変な仕事だ。
スコアのすべてを把握し、集団をコントロールし、思う方向へもって行かなければならない。
そのためには指揮のテクニックは言うまでも無く、的確なリズム感、テンポ感などなど・・・
簡単に言えば「難しい」の一言に尽きる。

しかし久しぶりにやっちまった。
でもいろんな指揮者を見てきて、盗んだり感じてきた事がいろいろとあるので、それまでよりはちゃんと振ることができたのでは?と勝手に思っている。
それでも大変な仕事であることには間違いない。
目が悪い俺には、細かいスコアを見ながら指揮するもの楽では無い。
高校のブラスで指揮をしていたころは、必ずスコアはB4かA3に拡大コピーしていた。でないと指揮台に立つと見えない。

そんなこんなで久しぶりの指揮であったが、少し思うように振れると楽しいね。それに大好きなドヴォルジャーク先生の曲だから、楽しいに決まっている。
もう2度とやらないと決めていたけど、そこまでかたくなになる必要もないと最近は思っていた。
そんな機会があったのは、良かったな。
今も懲りずにスコアの勉強は欠かさないしね。
posted by CZ-Pivo at 23:14| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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