2008年03月29日

ドヴォルジャーク三昧

この前ドヴォ8が終わったばかりであるが、次はラッパでドヴォルジャークばかりをやる。

指揮者は違うし、オケも違うということをすっかり身体が忘れていた・・・

初めてドヴォルジャーク序曲「我が家」を吹いた。今回は、これだけ1番ラッパを吹くのだが、スコアがないし不勉強ゆえに落ちたり・・・
でも最後のチェコ国歌を吹き上げるところだけ炸裂してみた。
我ながらとても単純なラッパ吹きである。

それにしてもチェコ国家を変奏しただけのこの曲は、とても美しい。
もともとフランティシェク・シュクロープの劇音楽の中にある「我が家は何処」という曲である。
それが国歌として制定されたされたのだ。

昨年の大晦日、プラハで国歌をゴスペラーズみたいな人達がアカペラで歌うのが、とても感動的だった。
あの時ばかりは、大騒ぎのヴァーツラフ広場が静まり返り聞き入っていた。
そしてカウントダウンで新年を迎える。
この歴史の深さと、重さに大いに感銘を受けたのである。
彼らは今も悠久の歴史の中で生きている。それが伝統であり、それが彼らの生活スタイルである。

とある本を読んでいて「わが国のクラシック演奏の中で屈指の演奏であった」など書いてあった。

プラハに行ったら、そんな下りはありえないだろうな。
なんせ有史来、数え切れないマエストロが演奏を繰り広げているのだから。
ドヴォルジャーク博物館の近くにはチャイコフスキーホテル。
チャイコフスキーと所縁があるのかどうか知らないけど、チャイコフスキーはプラハを何度か訪問し、ドヴォルジャークとも親交を深めている。

まぁそんなこんなで、愛して止まないドヴォルジャークを演奏できることはこの上ない喜びなので、堪能したい。
posted by CZ-Pivo at 23:51| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月27日

疲労

年度末、演奏会はあった・・・
しかしまぁ仕事は特盛。
そんなことを理由にしたくもないけどね。

疲れているふらふら

はぁバッド(下向き矢印)とため息をつく。

このところ仕事や人生で思うところもありながら、この先の人生をどう歩むのか。
気が付けばまもなく32歳。
確かにまだ若いのかもしれないけど、ボッーとしているとそんなことも言っていられなくもなる。

まぁ良いやわーい(嬉しい顔)

と能天気になるほど俺もアフォではない。

そんな疲れた頭に、モーツァルトを聞いてみる。
頭と身体に効いてくる。
モーツァルトの憂いと喜びが身体に沁みてくる。
これこそが音楽の喜びなのだろう。

さてさて今週もあっという間に終わり、今年度もあっという間に終わる。
そのうちに人生はあっという間に終わるのだろう。

今年のイースター(3月23日←毎年違う)は過ぎたけど、「マタイ受難曲」でも聞こうかな。
posted by CZ-Pivo at 23:05| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月24日

音楽をする訳

昨日は、無事に本番が終わった。
個人的にはまぁまぁだったと思う。久しぶりにビブラート全開で吹けたのが良かった。
ああいうことをやると嫌がる人がいるし、聞く人によっては音が震えて下手糞だと思う人もいるらしい。実際、アンケートにはホルンの安定感が無いと書いてあった。
確かに私以外の人でそういう人も居たけど、もし僕に対する批判だとしたらそれは違うよとこっそり教えてあげたい。

まぁ良いや。

昨日の演奏会についてとある人が感想を書いていた。
指揮者の主張の強い音楽が耳に付いたらしい。指揮者のエゴを音にするだけで、楽しいのだろうかと。

まぁオケで音を出すと言う行為だけを楽しむというやり方もあるだろう。でもそうだとしたら演奏会やって人様に聞かせる必要があるのかと・・・・
音楽って、作曲家の情念を、表現することであり、それは決して書いてある音を出すだけではない。
ただ楽しいだけっていうのは、僕にとっては楽しくないし、そんなことをしたいとも思わない。

まぁそんな人はどうでも良いけど、どうしても多くの人が集まってやるといろんな人が集まるからただ楽しければよいと言う人がいても仕方ない。でもそんな人とはあまり関わりたくないから、あまり音楽活動をしたくない。

とは言え、やりたいことは数え切れず・・・とてもジレンマなので、目をつぶってやっているところもあるけどね。

少なくとも昨日のようなマエストロとご一緒できることは、僕にとっては大きな財産だし、こちらももっといろいろな音楽を放射したいという思いになる。とても幸せな時間である。
そうでないときは、勝手に自分の音楽をやっておしまいになることもある。でもそれは僕にとって「楽しい音楽の時間」ではない。

まぁアマチュアで音楽をやるってとても難しい。
プロはプロで難しいけどね。

さて次はラッパの演奏会に向けて本格始動するとするかな。
posted by CZ-Pivo at 14:19| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月21日

ラファエル・クーベリック

ついでにクーベリック指揮バイエルン放送響のDVDがある。

特典映像として、サバリッシュ(バイエルン国立歌劇場)、ケンペ(ミュンヘンフィル)、リーガー(かつてのミュンヘンフィルの首席指揮者)、クーベリック(バイエルン放送響)の4人の指揮者によるバッハの4台ピアノ協奏曲のリハーサルが付いている。

これが面白い。
クーベリックとサバリッシュが音楽的主導権を握る争いを繰り広げ、そこにリーガーも割って入り、ケンペをそれを見ながら勝手に自分の音楽をやっている。
休符でみなさん指揮する動きが見える。
これだけ大指揮者が集まってこんな演奏会やってしまうのだから、どれだけ音楽的な懐が広いのだろう。
それを見ているオケのメンバーの楽しそうな事!!

ピアニストとして仕事をしている(いた)のはサバリッシュとクーベリックだけだろうね。でもまぁこういう曲だからどうにでもなる。

しかし貴重なのがケンペ。
ケンペの映像ってほとんど無いように思える。
いつだかプロムスライブでBBC響との「英雄の生涯」がテレビで放送されたけど、それくらいしか知らない。あれは情熱的なケンペの指揮が印象的だった。長い指揮棒を縦横無尽に振り回すいかにも旧スタイルの指揮振り。
そんなケンペがピアノ弾いているのだから、オーボエ吹いてるものより貴重かもしれない。

本編は、ブラームスのピアコン2番(バレンボイム)とドヴォ7。
こちらはそのうち見るとしよう。

あとはバーンスタイン指揮バイエルン放送響の「グレイト」。
これも早く見ないとな。

さきのノイマン、クーベリック、バーンスタイン。皆さん全然タイプは違うかもしれないけど、僕のとても好きな指揮者だ。
posted by CZ-Pivo at 21:28| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ヴァーツラフ・ノイマン

我らの大マエストロ・ヴァーツラフ・ノイマンのリハーサルDVDが届いた。
ノイマンの映像は少ないのでとても貴重だ。
LD時代には結構な数が出たのにほとんど復刻されていないのが現状。

それは良いとして、チェコ語訛りのドイツ語でシュトゥットガルト放送響相手に「売られた花嫁」序曲と「レオノーレ3番」序曲が入っている。

1968年2月なので、まだライプチヒ時代の演奏である。
この後、「プラハの春」暴動でプラハに帰りチェコフィルを守ったのであるが、その辺はそのうち。
若々しいノイマンがときに冗談交じりにリハーサルするのは貴重だ。
とても的確な指示で、オーケストラを褒めつつもう1度やらせて、さらにパートだけでやらせるけど、時に冗談交じるリハーサルはとても楽しいだろうなぁ
学生時代の話をし出して「ニキッシュは・・・」とか、オペラのシーンを語りながらそんな風にと。

チェコフィルの連中もノイマンとこんな素晴らしい音楽を共有できたのだから、幸せだったに違いない。今もノイマンの話題になるのだから、彼らの中にはノイマンが生きているのだろう。

そんなことを思いながら、この映像を見ている。
本当ならもう少し明後日の練習をすべきかもしれないが、やりすぎると筋肉疲労を起こしてしまうので、今日はそこまでは頑張らない。

でもテレビ見るのも目が疲れるけどね。
posted by CZ-Pivo at 16:19| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月15日

いつも無茶な酒の飲み方をやめようと思う。
ただし思うだけね。

あはは

今度、シューマンのチェロコンをやる。
本番が近くなると、固定概念を植えつけないためあまりCDを聞くという事をしない。
でもそういやほとんどCD聞かないで来たなぁと思い、改めて聴いてみた。
チェロはナヴァラでアンチェル指揮チェコフィルが伴奏。
まぁ聞かなくても素晴らしい事くらいは、判っている。ジャケット見ただけでよい演奏だと判る。
でもまぁ聞いておこう。
若干疑問に思っていた部分が解消された。それは単にホルン的な問題であって、指揮者うんぬんではない。
シュテフェックの演奏を聞いて納得。

しかしシューマンのチェロコンは改めて美しい曲であると思った。自分で演奏していてもそう思うのだからね。
スコアを見ているだけで、恍惚の世界へと勝手に行ってしまう・・・やはり凄い。
そういう曲だよね。

そういやノイマンのCDもあったのだ。
でも全然聞いて無いや。
明日、練習に行く途中に聞こう。

MXTVでカラヤンを放送している。
だからどうってもんでもないけど、「フィデリオ」序曲のホルンソロをマンフレッド・クリアーが吹いていた。美しい。

これからルツェルン音楽祭のアバドのマラ3をBs-Hiで放送。
ホルンはアレグリーニだった・・・
変な指使いと思ったら、F管も使うのね。どうでも良いけど。

マラ3って僕としては、チェコのものだと思っている。ボヘミアにあるマーラーが幼少時代を過ごした別荘は、その3番のインスピレーションを与えた場所だとされる。
だからチェコ音楽。生まれは中部ボヘミア。ウィーンへ移るまではその中心地イフラヴァで過ごした。
その後、ハンブルグ、ブダペストで活躍しプラハ国立歌劇場で仕事をしていた時代もあった。チェコフィルには2度登場し、7番を初演。

そして今年はマラ7初演100周年を迎える。
ついでにアンチェル生誕100年。
とても喜ばしいアニヴァーサリーが続くが・・・俺は何もないな。

まぁとにかくドヴォ8を頑張ろう。
posted by CZ-Pivo at 21:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月13日

バウマンとアンドレみーつけた

個人的ライフワーク。
ヘルマン・バウマンとモーリス・アンドレの隠れたお仕事を見つけること。
決してソリストとして協奏曲を演奏している仕事ではなく、バッハのカンタータなどなどでとても格好良いソリストとしての仕事を見つけることである。

以前、ヘンデル「ジュリアス・シーザー」のアリアでバウマンのとても素晴らしい演奏を見つけたときの嬉しさは半端では無かった。

今回はヘンデルの「ソロモン」である。
カール・リヒター指揮ミュンヘンバッハの演奏である。
シンフォニアの録音だけあり、そこでバウマンと思われるホルンが格好よいので、全曲録音を買ってみた。
するとバウマンとアンドレの名前がある。
どんなもんだろうと、聞き始める。
冒頭のシンフォニアではやはりバウマンのホルン。そしてアンドレのトランペット。
ふんふんと思いつつ・・・・・

やはりこの時代のこの手の曲で、きついソロがずっと出てくるわけが無い。
アンドレが最後の2曲前で格好よい曲でソロを吹いている。聞き覚えがあると思ったら、バトルとマルサリスの録音があった。
もちろんアンドレ演劇の優勝である。

しかしまぁ「ジュリアス・シーザー」のようなホルンソロは無いなぁ
こちらはオラトリオ。ラッパの方が聞き所があるので、僕にはとてもよい。
バウマンのお目当ての人には、若干残念なところもあろうが、それでもシンフォニアの美しさを堪能するだけでも価値があるが、それは単独で買うこともできる。
でもアンドレが凄いので、やはりここは全曲版を押えておきたいところだ。

それにしてもヘンデルって本当に素晴らしい。
「メサイヤ」を筆頭に、「ジュリアス・シーザー」「ソロモン」「マカベウスのユダ」など。
もちろん「水上の音楽」「王宮の花火」もね。

ヘンデルが好きになるとは10年前には思ってもいなかった。
posted by CZ-Pivo at 23:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月12日

演奏会のお知らせ

たまには早めのお知らせ。
約10年ぶりにドヴォルジャークを吹きます(本当)。
前回は大学4年の時で、かなり悔いの残る演奏内容だったので、今回は万全の体制で臨む予定。
もちろんヴィブラートは全開で、いつもより余計に掛かっております。
判る人には判るマニアックな楽譜の変更をしております。
自筆譜の再現だったり、チェコフィル同様の改変などなど。
でも関係なくお楽しみいただけるものと思いますので、お暇な方はお越し下さい。
もちろん入場無料です。

2008年3月23日(日) 13:30開場/14:00開演
管弦楽団「力」第6回演奏会
大田区民プラザ大ホール
アクセス: 東急多摩川線下丸子駅下車約1分
シューマン チェロ協奏曲 チェロ:薄井信介
ドヴォルジャーク 交響曲第8番
指揮:海老原光
posted by CZ-Pivo at 23:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月11日

検索ワード

このブログに来る人の検索ワード。
最近多いのが
「ラリー・エーラム」
先日亡くなったのだから仕方ないのかもしれない。

判らんのが
「名古屋」「トロンボーン」

あまりネタにしたことが無いと思う。
最も全く無いとは言わないけどね。

まぁそんな事くらいしか今日はネタがないこともないけど、結局いつもと同じになりそうだから、たまには早く寝ようかな。

なんだかとっても無駄に疲れているような気がする。
posted by CZ-Pivo at 22:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月03日

来年は没後50年

来年は、ボスホラス・マルチヌーの没50年を迎える。

この機会にマルチヌーの全作品を出版する動きがあるらしい。あまりにも膨大な作品群であるが、それが実現したらとても素晴らしいライブラリーになるだろう。
またチェコ以外で演奏される曲が限られているが、演奏機会が増えることを切に願っているのであるが・・・・

さてこの私も、チェコ好きとしては、やはりこの機会にマルチヌーを取り上げたいと思っている。
今までやった事ある曲は、9重奏だけ。
とても難しかったが、じびれる美しさである。
オケの曲は、ほとんどピアノが入るというかなり厄介な編成が多い。
4番なんぞピアノがあまりに活躍しすぎてピアコンなのではと思うくらいに・・・・
だからという訳ではないが、チェコフィルは鍵盤奏者を雇用している。もちろんマルチヌーだけのためではないが・・・チェレスタを弾くことのほうが多いだろうし。

前置きが長くなりすぎた。
まずは「リディツェ追悼」あたりかなぁと思う。
8分程度の曲なのに打楽器、ピアノ、ハープが加わるので経済効率は悪い。
では普通に交響曲でもやれば?といわれるだろうが、アマオケがやるには難しすぎる。交錯するシンコペーションに複雑なリズム。
聞いているには、美しいのだけどね。
ちゅう訳で「リディツェ追悼」をやりたいと思う今日この頃。美しいし、複雑なリズムが交錯する訳でも無いし。
そして次のチェコ旅行では、リディツェ村に行きたいと思って、調べたらプラハ・ディヴィツカからバスで40分程度だった。空港を通り越してすぐなのである。
ちなみにリディツェ村は、1942年にナチスによって抹殺された村で、住民のほとんどが殺され、建物も全て破壊され、更地にされたのである。
今も更地のまま残され、難を逃れた人はそのすぐ近くに新しいリディツェを作ったのである。
そんな事件を知った異国に居たマルチヌーはこの曲を書き上げたのである。
ちなみに一部住民がプラハの教会に逃げたが、そこには今も銃弾の後が残されている。あの戦争で、プラハは戦火を交えたことは無かったのだが、数少ない戦争の記録が教会に残されているのである。

さてスプラフォンから、ヴァーレク指揮プラハ放送響のマルチヌー交響曲全集が発売になる。スプラフォンは、ビエロフラーベク指揮チェコフィルで3&4番を録音していながら、続きを出す意思はないのかと思わせる。
まぁしゃあない。
かつてビエロフラーベクは、CHANDOSともマルチヌーを録音していながら結局交響曲は1,4,6番で終わってしまった。
チェコフィルを去ったからに他ならないのだけど。

さて、昨日はオケの練習だった。
ドヴォ8にようやく金管後列が加わりオケらしくなった。
というか連中が来ると、俺も燃える。
例えば1楽章中間のテーマを吹くラッパは、これでもかと言うくらいにやってくれる。
だからそこにつながるコードを、負けじと吹くことになる。
まさに「楽しい音楽の時間」です。

という事で皆さん集まったところで、練習時間より長い打ち上げのリハーサルを行わざるを得ない。

まぁこのためにやっていると言っても過言でないから仕方ない。
posted by CZ-Pivo at 22:14| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月01日

素晴らしいトランペット

駄目な次は、やはり素晴らしいものが聞きたくなる。

オーマンディ指揮フィラデルフィア管の「カルメン」組曲。
「トレアドール」や「ジプシーの踊り」などで素晴らしいトランペットのソロは、もちろん我らのフランク・カデラベックが吹いている。
美しいサウンド。
豪快の極み。
なんと素晴らしい音楽なのだとうと惚れ惚れしてしまう。

同じくオーマンディの「くるみ割り人形」抜粋。
こちらはギルバート・ジョンソンが良い仕事をしている。
ジョンソンは、口を壊してしまい1974〜1975年シーズンを最後にオーケストラを去ることになるのだが、その後に座ったのが45歳のカデラベック。
最初の録音は、プロコフィエフ交響曲第5番。
この曲の最上の録音の1つだ。

カデラベックは、その後20年間、オケの顔として素晴らしい演奏を聞かせてくれた。
個人的なお気に入りは、ムーティとの「展覧会の絵」。
これは「展覧会」はかくあるべきというお手本のような素晴らしさ。
オーマンディともDVDでその素晴らしい演奏を聞かせてくれる。

あの時代のアメリカには、まだまだ面白い人がたくさんいました。
シカゴのハーセスは言うに及ばず、ニューヨークのヴァッキアーノ、ボストンのギターラなどなど・・・
良い時代だったなどと言いたくはないけど、そうだったのだと思う。
posted by CZ-Pivo at 23:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

駄目なラッパ

リボル・ペシェック指揮チェコ・ナショナル管のマラ5を買った。
理由は、ソロホルンをトーマシ・セツキーさんが吹いているから。
ちなみに弟のヤロスラフ・セツキーも参加しております。

セツキーさんといえば、コバケン指揮チェコフィルのマラ5DVDでとても素晴らしいソロを吹いている。
他にもアシュケナージ指揮チェコフィルのマラ6、7なども惚れ惚れするほど素晴らしい。
チェコフィルに在籍していた事もあるが、結局古巣である放送響に落ち着いてしまった。とても素晴らしいホルン奏者で、ティルシャルさん亡き後を継ぐのはセツキーさんしか居ないだろうと思われていたので、とても残念で仕方がない。

それだけの演奏を、このCDでも聞かせてくれている。
このオケがそもそもティルシャルさんが吹いていたのだから、その後を引き継いでいるのは当然と言えば、当然だと思う。
あの朗々と鳴り響く音色は、本当に素晴らしい。3楽章ではセツキー節炸裂。

しかしいけてないのが、トランペット。
このオケの創設者にしてソロトランペットであるヤン・ハーズネル。
こいつが全てのガンである。
いつだかプラハで「アルペン」を聞いたときは、あのとんでもないソロが目も当てられないほど酷い演奏だった。
かするとかちょっと外すとかいうレベルではない。あれは本当に酷かった。
でも2〜4番ラッパは他所のオケの首席クラスが集まっているので、凄い演奏といえば凄い演奏ではあった。
翌日、チェコフィルの演奏会でケイマルさんにその惨劇を話すと「そりゃそうだろうね」と言っていた。

さてさて今回のマラ5。
実はマラ5を以前、ポール・フリーマンというアメリカ人指揮者と録音している。こちらはティルシャルさんが素敵なソロを吹いている。
今回はセッションで録音されているから、どこまで問題があるのかと言えば、大して無いとも言える。
しかしまず音が良くない。
音が大きいのに安定感がない。
そして最も大きな問題は、音楽をしていないこと。

ハーズネルは、かつてプラハ放送響に在籍していた事がある。
政治力を使ってね。なぜならハーズネルはかつてのチェコスロヴァキア共産党員だったのである。だからそれくらい屁でもないわけである。
それでヴァーレクがそのプラハ放送響とマラ3をやるときに、彼があのポストホルンを吹いた。
リハーサルがとんでもなく駄目だったそうな。
どうしようもなくて、本番前日にヴァーレクはケイマルさんに電話をした。
「明日、ポストホルンを吹いて欲しい。」
もちろんケイマルさんは快諾して、代わりに演奏したと自慢げに語ってくれた。

ということであのオケはどうしょうもない。
ケイマルさん曰く「コミュニスト・オーケストラ」。

ティルシャルさんも「お金のために参加している」と言っていた。

でもまぁプラハ中のオケ、フリーの奏者から選りすぐりのメンバーを集ているので、演奏は言うほど悪くもない。
もちろん毎回メンバーが若干異なるため、常設オケのような精密なアンサンブルという訳にはいかないけどね。

このマラ5もホルンは放送響、トロンボーンはチェコフィルとプラハ響のメンバーだから、全然悪く無い。
5楽章最後のコラールの響きなど、ともするとチェコフィルよりも美しいと思えるところもある。
でも1番ラッパが・・・・

ということで、セツキーさんが所属するプラハ放送響はこの7月に来日して、名古屋と大阪で「我が祖国」をやるので、今回も遠出します。
posted by CZ-Pivo at 23:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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