2008年03月03日

来年は没後50年

来年は、ボスホラス・マルチヌーの没50年を迎える。

この機会にマルチヌーの全作品を出版する動きがあるらしい。あまりにも膨大な作品群であるが、それが実現したらとても素晴らしいライブラリーになるだろう。
またチェコ以外で演奏される曲が限られているが、演奏機会が増えることを切に願っているのであるが・・・・

さてこの私も、チェコ好きとしては、やはりこの機会にマルチヌーを取り上げたいと思っている。
今までやった事ある曲は、9重奏だけ。
とても難しかったが、じびれる美しさである。
オケの曲は、ほとんどピアノが入るというかなり厄介な編成が多い。
4番なんぞピアノがあまりに活躍しすぎてピアコンなのではと思うくらいに・・・・
だからという訳ではないが、チェコフィルは鍵盤奏者を雇用している。もちろんマルチヌーだけのためではないが・・・チェレスタを弾くことのほうが多いだろうし。

前置きが長くなりすぎた。
まずは「リディツェ追悼」あたりかなぁと思う。
8分程度の曲なのに打楽器、ピアノ、ハープが加わるので経済効率は悪い。
では普通に交響曲でもやれば?といわれるだろうが、アマオケがやるには難しすぎる。交錯するシンコペーションに複雑なリズム。
聞いているには、美しいのだけどね。
ちゅう訳で「リディツェ追悼」をやりたいと思う今日この頃。美しいし、複雑なリズムが交錯する訳でも無いし。
そして次のチェコ旅行では、リディツェ村に行きたいと思って、調べたらプラハ・ディヴィツカからバスで40分程度だった。空港を通り越してすぐなのである。
ちなみにリディツェ村は、1942年にナチスによって抹殺された村で、住民のほとんどが殺され、建物も全て破壊され、更地にされたのである。
今も更地のまま残され、難を逃れた人はそのすぐ近くに新しいリディツェを作ったのである。
そんな事件を知った異国に居たマルチヌーはこの曲を書き上げたのである。
ちなみに一部住民がプラハの教会に逃げたが、そこには今も銃弾の後が残されている。あの戦争で、プラハは戦火を交えたことは無かったのだが、数少ない戦争の記録が教会に残されているのである。

さてスプラフォンから、ヴァーレク指揮プラハ放送響のマルチヌー交響曲全集が発売になる。スプラフォンは、ビエロフラーベク指揮チェコフィルで3&4番を録音していながら、続きを出す意思はないのかと思わせる。
まぁしゃあない。
かつてビエロフラーベクは、CHANDOSともマルチヌーを録音していながら結局交響曲は1,4,6番で終わってしまった。
チェコフィルを去ったからに他ならないのだけど。

さて、昨日はオケの練習だった。
ドヴォ8にようやく金管後列が加わりオケらしくなった。
というか連中が来ると、俺も燃える。
例えば1楽章中間のテーマを吹くラッパは、これでもかと言うくらいにやってくれる。
だからそこにつながるコードを、負けじと吹くことになる。
まさに「楽しい音楽の時間」です。

という事で皆さん集まったところで、練習時間より長い打ち上げのリハーサルを行わざるを得ない。

まぁこのためにやっていると言っても過言でないから仕方ない。
posted by CZ-Pivo at 22:14| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。