2008年04月30日

ベヘロフカ

ベヘロフカ↓は言わずと知れた?チェコの薬用酒である。
http://www.becherovka.cz/

カルロヴィ・ヴァリの薬用酒で、13番目の温泉とも言われる。
チェコの湯治は温泉水を飲むことにある。
同様にベヘロフカを飲むのも同様に効用がある言われた。
そんなベヘロフカも誕生200年を迎えた。記念ボトルも発売された。もちろん我が家にはそんなボトルもあるが、まだ飲んでないから味の違いがあるのかは判らない。

しかしそんなベヘロフカも酒飲みにしてみりゃ単なる美味しい酒すぎないかもしれない。
若干のハーブ系の薬膳の味がして、あまくて美味しい。
かつて共産党がベヘロフカを潰すために役人を送り込むも、この役人が率先して生産工程を見直し国外へ輸出する大きな産業にしてしまったというから、面白い。

飲み方は、ストレートが基本だがアルコール度40%。
ストレートはやはり危険か・・・量によるけど。

そこで先に紹介したホームページにはカクテルが紹介されている。
トニックやコーラなどで割るというわけだ。

だからと言う訳でないけど、コーラで割ってみた。
美味しい→ゴクゴク飲めてしまう→飲みすぎ注意

カルロヴィ・ヴァリは「新世界」のチェコ初演をした地であり、カルロヴィ・ヴァリ交響楽団は若きノイマンが、そしてエリシュカがシェフを務めた。
湯治場としては、古くから親しまれワーグナー、リストなど数多くの作曲家がここを訪れている。
posted by CZ-Pivo at 23:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月28日

正解

音楽の解釈において正解はない。
もちろん理に適わないと不正解かもしれないけど・・・・

ただしノイマンのドヴォルジャーク演奏を聞くたびに「正解」と言いたくなる。
この「正解」は1+1=2のような唯一絶対の正しさではない。
それでも正解という気になる。

それはノイマンの自信の表れだろうし、それを演奏するチェコフィルの自信でもあろう。
どこまでも美しく、楽譜に書いてあることが、かくあるべきとその正しい姿を再現しているかの如く思われてならない。

そして「そうそう」と膝を叩き、そのスタイルを取り入れたくなる。
スコアを見ながら聞くと、聞くたびに様々な情報が聞こえてきて、新たな発見につながる。
細部まで一切の妥協を許さず、意思を貫く音がある。
だから「正解」だと思わせてしまうのだろう。

こんな演奏をできる幸せは、何者にも変えがたい喜びなのだろうと思う。
ノイマンのともに時間を過ごした楽員には、まさに至福の時だったのだろう。
喜びに溢れた音は、聴衆にも至福の時をもたらしてくれた。

かつてアシュケナージがマーラー交響曲第9番(EXTONのCD。僕がライナーノートを書いています。)を録音したとき、僕はドヴォルジャークホールでリハーサルから聞いていた。
リハーサルが終わり、楽員達が続々と「ノイマンのときは・・・」と言い、ノイマン最後の録音を聞きながらソロ・ビオラのカレル・ジェハク氏が胸に手を当てて4楽章を聞き入っていた姿が忘れられない。
「このソロはティルシャルだ!!」などとつい昨日のことのように興奮した様子で語り合う。

それはそれでよいのだが、このオケを指揮することの恐ろしさもそこにはあるのだけど・・・・

それにしてもマーツァルがノイマンよりも雑誌等で評価されることはおかしい。
かつての音を蘇らせたとかなんとか言いますが、はっきり言ってアシュケナージのころの方が、古いチェコフィルの音だった。今のチェコフィルはやはりより今風の音だと思う。
どちらが良いとか悪いとかいう議論はないけどね・・・

「ターリヒ時代の音を目指す」なんて本人は言うけど、それも当てはまらないと思う。やはりマーツァルの音だし、マーツァルの音楽だ。
マーツァルが出す音は、あくまでもマーツァル自身が身に付けた音ではないのかと。それがチェコフィルと合致すると素晴らしいのは事実。
それが昔の音だと言われるとても違和感がある。
ノイマンが亡くなった直後に聞いたチェコフィルのほうが、今よりずっと古い音がしたし、コバケンが振ろうともノイマンの音がしていた。

こんなことを思うのも、ノイマンの音が好きだからに他ならない。
もちろんアンチェルもターリヒも好きだけどね。

だからノイマンさんが「正解です」なんて思うのだろうか・・・・

コゼルビール飲みたい。
↑ノイマンが別荘を構えたプラハ郊外のフェルケー・ポポヴィツェの地ビール。
今もポポヴィツェの共同墓地にマエストロは静かに眠っています。
posted by CZ-Pivo at 22:48| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月27日

一昨日、昨日と・・・・

オリンピックなんて全く興味ないし、金メダルいくつとろうが負けようが、勝とうがどうでも良い。
もはや国家の威信と、企業の利益誘導がスポーツと平和の祭典という仮面をかぶって執り行われているものだと思っている。

しかしまぁ今回はその国家の威信が重要となっているような。

聖火リレーがかつてこれほど注目されたこともないだろう。

近代オリンピックで聖火リレーが導入されたのは1936年のベルリンオリンピック。ナチス・ドイツが国家の威信をかけてオリンピアから火をリレーで運んだのが始まり。
聖火リレー自体、そもそもが政治的に利用されたということである。

この平和な日本では、平和の祭典などなど言われるけど、オリンピックは政治的な祭典でもあるのだ。
ミュンヘンではテロもあったし、モスクワ、ロスでのボイコット騒動。スポーツの世界に政治を持ち込むななどといわれながら、いつも政治が絡んでいた。
ソウルで開催されたときも、南北で開催して融和を図ろうとしていた。これも政治的利用であろう。

世界が多様化し、様々な価値観がある中、世界中に統一的な価値観を導入しようとしても歪みがでるのは当たり前である。
その典型がアメリカが価値観を押し付けようとしていることである。
己の価値観が絶対的に正しいというのが誤りで、ありとあらゆる価値観の中から、選んだものであり、唯一絶対的なものではないという認識を常に持つ事が重要。
当たり前だけど己の価値観は隣りの人とは違うのである。

自己主張は大切である。ただしそれがいかにも唯一絶対的に正しいと思うのがおかしいと。
でも大体「そんな風には思ってないけどね」と言うに違いないけどさ。

解決できないことは、解決しないに限る。

そんなことを昨日の長野での出来事をみて思った。

だからという事ではないけど、こんなものを買った。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2700394

ハルモニア・ムンディの50周年ボックス。
50枚組みで5390円だった。
中身はバッハが一番新しく、それ以前の音楽が大量に収録されている。
バッハのロ短調ミサ、無伴奏チェロ組曲という大好きな2曲があるのも嬉しい。
モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」やゼレンカのミサも嬉しい。
ラモーのオペラとかって知らんし・・・・知らない曲ばかり。
これで当分楽しめる。

金曜の夜中、「売られた花嫁」のDVDを見た。
これは最高である。
コシュラー指揮チェコフィルの音に、舞台映像を付けたヴァージョン。
チェコの田舎町のドタバタ劇らしい舞台作りが最高。2幕のビールのシーンでは、本物のビールを陶器のジョッキに注いでいる。
プラハ国民劇場で見たときは、この場面でPilsner rquell
http://www.pilsner-urquell.cz/cs/
が舞台上に登場した。笑った。
このオペラの初演は、もちろん国民劇場。指揮はスメタナ自身で、オーケストラに若きドヴォルジャークがビオラで参加していた。
なんとエキサイティングな歴史の一幕。

その後音楽教師となったドヴォルジャークの下に若きヤナーチェクが訪れて、ブルノでドヴォルジャークの作品を多く取り上げた。
晩年のドヴォルジャークが設立に寄与したチェコフィルは1896年1月4日に自身が「新世界」ほかを指揮して初めての演奏会を開いた。
晩年のヤナーチェクの下で指揮者ブジェクラフ・バカラが学ぶ。
そのブルノで教鞭をとっていたバカラの下でエリシュカで学んだ。

などと歴史の線を結んでいくととても面白い。
posted by CZ-Pivo at 10:56| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月25日

ブルックナー

最近、ブルックナーってあまり聞かなくなった。
かつては朝比奈先生が指揮するたびにとは言わないけど、結構な頻度で聞いていた。
忘れられないのは、やはり都響でやったブル7かなぁ
大フィルのブル5、ブル8も素晴らしかった。N響のブル8もね。
ようは全部良かったと言っても過言で無い。
儀式のようにスタンディングオベーション。親方はブルックナーとはかくあるべきという姿を教えてくれた。
ギュンター・ヴァントの最後の来日公演も圧倒的な演奏だった。
ブル9だった。

それ以降のブルックナーはと言えば、スクロヴァチェフスキ。
N響とのブル7はとても素晴らしかった。ザールブリュッケン放送響とのブル5、ブル8もね。
読響とは全曲やるってことで、今年はまず2番を聞いた。

今まで国内外の演奏会で聞いたその他のブルックナーは
ケント・ナガノ指揮チェコフィル ブル6
コバケン指揮チェコフィル ブル7(CDになってますね)
マゼール指揮ピッツバーグ響 ブル8
ブロムシュテット指揮ウィーン響 ブル4
ブロムシュテット指揮ゲヴァントハウス ブル7
ハイティンク指揮ウィーンフィル ブル8
ハイティンク指揮ドレスデン・シュターツカペレ ブル3
レオシュ・スワロフスキー指揮プラハ放送響 ブル4
ティーレマン指揮ミュンヘンフィル ブル5
ティーレマン指揮ウィーンフィル ブル7
なんてものがあるけど、やはり親方、ヴァント、スクロヴァチェフスキいは適わないね。チェリビダッケを聞いていないのが残念でならない・・・・

なんてことを、カラヤン指揮ウィーンフィルのブル8のDVDを見ていて、ふと「最近、良いブルックナーをあまり聞いてないぞ」と思ったからである。
もちろんこの演奏が最高であると言い切れるものではないが、老カラヤンの悠然とした音楽の歩みは素晴らしいのである。

そんな中で、ティーレマンにはかなり期待しているのである。去年のミュンヘンフィルとのブル5は期待以上だった。
是非次回は4や8を聞かせてもらいたいと思う。

そんなこんなで、体調不良から復活の兆しがあるので、たまにはワインなんぞ買って飲みながらのブルックナーである。

でも本当はブルックナーを聞いてないのではなく、自分の音楽スタイルと明らかに違うから聞かなくなったというが正解かもしれないが・・・・
ラッパを始めて、またこういうドイツ的な重たさをやるのも悪くないなと思い始めている。
posted by CZ-Pivo at 21:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月24日

グスターヴォ・ドゥダメル

ドゥダメルは若きマエストロとして大活躍。
フ〜ンと思っていた俺。

いつだか彼らとベネズエラでのユースオーケストラと音楽教育のドキュメンタリーを放送していた。
1975年に貧困と犯罪を子供達から守る目的ではじまった音楽教育。最初は11人。
それが今では100を超えるオーケストラが組織され29万人に膨れ上がったそうな。そこには合唱団もあるというから驚く。

テレビ画面には我々の想像を絶する規格外のオーケストラの姿が映し出される。200人は超える大編成。それを大きく上回る合唱団。それを指揮するラトル、アバド、シノーポリ。
それだけではない。
彼らの中心的存在であるシモン・ボリバル・ユース・オーケストラを率いるドゥダメルは、800人ものオーケストラを指揮することもあるという。
800人っておい。
ヨーロッパツアーの映像も少なくみても150人は舞台上にいる。
そんな大編成を指揮すること自体が普通ではありえない。
それを演奏しているのは、プロフェッショナルではないユース・オーケストラだから余計に驚く。あるときは、コンサートマスターが8歳の少年だったとアバドが言う。

彼らはとてもシステム的に教育されている。音楽をすることの喜びを第一に、課題をクリアする苦労と、達成した喜びもまた教育されている。
11歳の少年が、とても上手にハイドンのトランペット協奏曲を演奏していたのには驚く。
彼らの頭には、高い音だから難しいとか、クラシック音楽は難しいから手を出したくないという固定観念がない。だから素直に楽しみ、演奏している。
それが彼らの強みだろう。

そんな環境で、オーケストラを指揮することを任されたドゥダメルの音楽環境。
音楽家として成長するためには実地での演奏活動をすることほど有効な手段はない。指揮者であるならいかに数多く指揮をするかである。
ドゥダメルはいかに恵まれた環境にいたのだろうか!!
それは50人などという小さいオーケストラではなく、時として800人にもある規格外の大編成。
それだけの人数を掌握するには、指揮のテクニックだけではないく、自分がやりたい音楽を指揮を通して伝える技術も磨かれる。
もちろんドゥダメルには音楽的才能に満ち溢れていたのだろう。事実、リハーサル映像からドゥダメルはユーモアのセンスと的確な指導が見える。
それ以上に実地で身に付けた指揮者としての「技術」は、大きな財産となっただろう。

23歳でマーラー・コンクールに出場するまでプロのオーケストラを指揮したことの無い若者が、すぐに世界中のオーケストラを指揮するようになり、あっという間にロサンゼルスフィルのポストを得るまでになったのだ。それでもまだ27歳のドゥダメル。

今はまだ自分の感性に忠実に音楽をやっているのだろうけど、これから伝統的なスタイルなどを身に着けていったら、どんなことになるのか面白そうだ。

そんな彼らの最新録音を買ってみた。
南米の作曲家の音楽を集めたものだ。アンサンブルは整えられ、それでいて自己主張の強い音楽をしている。若者らしく素直な音楽である。
決して暴走することはないけどね。これで暴走することを覚えたら危険である。そんな大人にならないで欲しいけど、音楽家になるなら暴走も必要であるけど。
まぁそんなことは今はおいておきましょうね。

この中で知っている曲はヒナステラ「エスタンシア」くらい・・・・
アンコールの「ウェスト・サイド」〜マンボでは、彼らのテンションが一気に炸裂する。
最上級に素晴らしいという気はないけど、とても楽しい録音である。
ライブで聴いたら、とても興奮するだろうね。

しかし彼らが、モーツァルトやハイドンってどう演奏するのか興味あるけど・・・・でもやるのかしらん。
posted by CZ-Pivo at 21:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月23日

気が早い年末年始の予定

今から予定を考える俺。
去年の反省を生かしつつ・・・・現地でオペラやらの当日券を狙うのは、通常シーズンなら問題ないけど、やはり年末年始は人が集まるから無理。
ならば今から動く。

何に行きたいのかと。
12月28日にウィーン国立歌劇場がウェルザー=メストで「神々の黄昏」をやるからこれはほぼ決定。
29&30日はブルノの予定を調査中。久しぶりににブルノに行きたい。
ブルノの地ビール:スタロー・ブルノビールが飲みたい。
大晦日はチェコフィルのジルベスターは行かねばならんね。
1月1日は国民劇場でスメタナ「リブシェ」も見なければならない。
と思ったら、裏番組にコウト指揮プラハ響で「新世界」やらもある。今年はどちらも休演だったのに何故に両方あるのか・・・全く困ったものだ。

1月2日はサディーレクさんが活躍するであろう国立歌劇場が「白鳥の湖」をやる。これは見たい。
1月3&4日は国民劇場はお徳用の「くるみ割り人形」を1日2回上演。
年が明けたのだからクリスマス気分は捨てて「売られた花嫁」でもやらんかねと思うけど・・・ヨーロッパは年が明けてもクリスマスだからしゃあない。
そして1月4日は国立歌劇場が「さまよえるオランダ人」をやる。
これも見たい。
最初と最後にワーグナーを見るという正月休みっぽくない明けと締めになるのも一興かと。
おまえワグネリアンだったか?と聞かれると
「いやぁぁぁ〜〜〜」
とすっとぼけるしかない。
どす黒いワーグナーは好きだけど、薄味は嫌いですが何か?

久しぶりのウィーンのあの店でシュニツェル食べながらビール飲みたいとか、ブルノのヤナーチェク劇場1階にあるビアレストランに行きたいとか、そんなことばかり考えている。
ヤナーチェク劇場なんて、オペラの終演後に入ると我々観客より先にオケのメンバーが飲んでいるからね。
そして気が付くとカウンターはオケの連中に占拠されている。面白過ぎである。
そんなことを考えるとやっぱりブルノに行きたい。

そういや今度はケイマルさんは暇しているのか?
今度こそ遊んでくれないとつまらない。
posted by CZ-Pivo at 22:11| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月22日

雑談(4月22日版)

オーブリー・ブレインは言わずと知れた、デニス・ブレインの父。

旋律を吹く奏者としてクレジットされた録音した初期のホルン吹きである。
まぁ特別好きかと聞かれるとそうでも無いし、息子デニスもそうである。
デニスはオケで吹いているものは好きなものがある。
例えば、「スケーターズ・ワルツ」の冒頭のソロ。あれは他の誰にも真似出来ない。

さて父オーブリーのシューベルトのオクテットを聞いている。
1928年録音だから、さすがに全体的にオールド・スタイルであることは否めない。
ウィーンほどではないが、となりの音に行く時間がかかる(ポルタメント)もたまに出てくる。
なんせ冒頭のホルンのオクターブ上がるCがポルタメント気味なんだからね。
でも弦楽器のレナーカルテットはこの時代にしてはポルタメントが少ないと思ったら、ハンガリーだった。
そりゃそうかと納得。

弦楽四重奏は、スメタナ・カルテットで消滅したと思っているけど、間違いかなぁ
メンバーの移動がなく、長年やり続けるという事が今はほぼありえないし、すぐに解散するし、1年中カルテットやっている連中なんてほどんどいないし。
それが最高レベルの演奏と来たら・・・ねぇ
スメタナ・カルテット(結成当初はビオラがノイマンさん)の4人は、別荘で夏合宿して、その成果を近所の教会でご近所さんに聞いてもらっていたというのだから!!!
ついでに録音というお仕事もしていたけどね。
チェコには、まだプラジャーク・カルテット、パノハ・カルテットがそんな残党であるけど。
ボロディン・カルテットは、チェロだけ初期から変わらない(このこと自体は奇跡)けど、もはや原型を留めない。
アルバン・ベルク・カルテットもビオラが亡くなってしまったら、やはり解散することになったしね。

そんなことを思いつつ、聞けるオケが少なくなっているのと同じく、こういう素晴らしい室内楽で音楽の良心を伝えてくれる人達がいなくなったなぁ

こういう古い演奏を聞くと、そのスタイルの古さうんぬんってのはあるけど、どこか素朴で音楽を楽しさを伝えてくれる「音」がある。

ま、時代が変われば音楽も変わるからしゃあないけどね。

そういえば、このシューベルト。
かつてウィーンの空港に着いたら機内で3楽章をBGMで流していた。
これは選曲した人のセンスが良いね。
ウィンナワルツだとベタでしょ?
posted by CZ-Pivo at 17:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月20日

「グラン・パルティータ」

モーツァルトの「グラン・パルティータ」はとても好き。

珍しくこんな時間に家に居るので、N響アワーなんて見ていると聞こえてきた。
シュレンベルガーのオーボエが加わる演奏会。
指揮者が居ないと様々な問題が見え隠れするけど、この際難しいことは止めておこう。
ホルンにゲシュトップをやらせたりしているけど・・・まぁいいや。

やはり美しい曲だ。
とてもロマンティックだし。え?モーツァルトがロマンティックだと変?
ではエレガントと言い換えようか。

最もお気に入りの録音は、ティルシャルさん他チェコフィルメンバーが録音しているもの。
キメルさんのオーボエ、ドクサンツキーさんのクラリネット。美しすぎる。

チェコの連中は意外と録音が多い。
古いものでは、ターリヒが抜粋で録音している。
どんなメンバーだか不明だけど、たぶん神々な時代だからそういう人達だろうね。これまた美しい。
その後、ペシェクがチェコ・ウィンドハーモニーなる団体で録音している。メンバーは不明だけど、チェコフィルの連中が多いらしい。
LPでしか聞けないけど、これもとても素晴らしい。
1970年には、チェコフィルメンバーで録音している。数年前にCDで復刻している。その際に、レコ芸で記事を書かせていただいたけど、これも素晴らしい。

マニアックなところだと、アンセルメ指揮スイス・ロマンド管とかね。
とても大時代的なロマンティックな演奏で面白い。今聞くとやりすぎの感を否めないけど・・・
フルトベングラー指揮ウィーンフィルもとてもロマンティック。
こういうものをやり過ぎと言うと、時代が違うのだから仕方ない。そういう美的感覚があったことを否定する訳にはいかない。
好き嫌いはあって良いけどね。

久しぶりにアンセルメでも聞いてみようかな。
posted by CZ-Pivo at 22:01| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

胃カメラ終了

胃カメラ終了。

病院に行って、鼻から麻酔を入れて待つ事数分。
鼻からカメラを挿入。

結果。
胃炎ですなバッド(下向き矢印)

潰瘍やポリープが無かったから取り合えず安心。
でも
「30代の胃ではない」
と言われショック。

最近は、身体のことも考えて飲む量は減らしているし、演奏会が終わってからは飲み会自体もないし。
揚げ物を食べまくっている訳でもないし。

という訳で、今まで以上に大人しくしろということなのだろうか。

まぁ何事も無理するなちゅうことでしょうな。

今日は取り合えず、ゆっくりして、明日からの仕事に備えるとしよう。

ビールビール飲みたいけど・・・・いけませんね。
posted by CZ-Pivo at 16:01| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月19日

人生2度目の胃カメラ

明日は人生2度目の胃カメラ。

1度目は高校2年生の時。なんだかずっと胃が痛くて薬飲んでも効かなかったから、やったけど何にもなかった。そして知らないうちに、痛みも消えていた。

で今回。
先週くらいから胃の痛みがあった。でもそれほどでも無かった。
放っておいた。
そしたら金曜の朝、あまりの痛さに目が覚めた。布団の上でのた打ち回る。痛すぎる。
取り合えず会社を休んで、雨脚が緩くなったところで医者へ行く。
「じゃあ、取り合えず胃カメラやりますか?」
「あ・・・はい」

ということで、あまりにも痛くてあ〜だこ〜だ言う元気もなく、痛み止めの薬を貰い帰宅。
取り合えず飲んで1時間もしないうちに効いてきて、少し和らいだ。
そのまま寝込むzzzzzz

夜になって、少し落ち着いて、ダラダラ過ごすが、やはりズキズキと痛む。しかも38度ほどの熱が出てきた。
こうなると寝られないので、CD聞きながらスコアを眺めて気を紛らわせる。しかしますます痛くなり、また薬を飲む。
でも3時くらいに眠くなって寝る。
今朝は、そこまで酷い痛みはない。

なので少しラッパを吹いてみた。
しかしまぁ痛い。
薬のお陰で昼寝がバッチリzzzzzzz

うどんくらいしか食べてないけど、お腹は空かないし、まぁどうでも良いけど、空腹になると(感じないけどね)、胃酸で胃が痛むのである。だから食べているのだが・・・

さてこれから検査まで食べられない。
これでまた夜中に薬が切れて痛み出す危険もあるが・・・しゃあない。

しかし今の胃カメラは、喉からではなく、鼻から入れるらしい。
とても簡単になったという。
「ふ〜ん」

17歳の記憶では、かなり肉体的に良くないものであったのだが。
明日は、最新の医療技術を体験できる貴重な機会でもあるわけだ。

などとこんなアフォなことを書いているのも、痛みを紛らわせるためのものである。とは言え、昨夜のような痛みは取り合えずない。
でも波があるよな。

さて明日の検査は何も無いことを祈って、最新医療技術体験会を楽しむとしようか。
そんなことよりもこの体験会の費用がどれだけ掛かるのかも気になるところである・・・・貧乏人には医療を受けるのもきつい。

給料上げてくれなんて言うこと自体がバカバカしいので、転職するしかないか。
posted by CZ-Pivo at 22:23| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月18日

チェコフィルのシューマン

チェコフィルのシューマン録音はほとんど無い。
僕の知る限り
・オットー・ゲルデス指揮 交響曲第4番
・アンチェル指揮 チェロ協奏曲
・ノイマン指揮 チェロ協奏曲
・ノイマン指揮 ピアノ協奏曲
これくらい。

演奏会でもあまり取り上げることはないけど、いつだか1ヶ月プラハに居たときに、ヒュー・ウルフ指揮で「ライン」を聞いた。
美しい演奏だけど、なんか違和感があったような気もした。

そんななかローレンス・フォスター指揮で交響曲全集を録音した。
http://www.pentatonemusic.com/pags/5186326.htm

厳密にいうと、去年の秋に1&2番を録音。
今週、3&4番を演奏会で取り上げ録音する予定である。

年間スケジュールで、一気に全曲演奏するなんておかしいと思っていたら、やはり録音と絡んでいた。

ルーマニア出身の指揮者が、ドイツのシューマンを、チェコフィルで取り上げるのだからどうなることやら???

このところチェコフィルと共演機会の多いブルノの合唱団。
来年秋の予定に、イスラエルと日本にツアーとある。
これってインバル&チェコフィルとツアーなのか?と思わせるものだが、憶測だけで物は言わないでおこう。

でも合唱付きで来るってことは、ノイマンだったらドヴォルジャーク「スターバト・マーテル」、ヤナーチェク「グラゴル・ミサ」なんて思いつくけど、インバルだとやっぱり「復活」??
これまた憶測だけものを言うのはやめておこう。

ついでにホーネックとも来て欲しいと思うのは、私だけではないだろうけど・・・
posted by CZ-Pivo at 10:04| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月14日

ドヴォルジャーク交響曲第7番

今度演奏する曲である。

昔から大好きな曲で、スコアも勉強してきた(つもり)。

しかしまぁ今回やるにあたり改めて勉強するといろいろな側面が見えてくる。
シンフォニストとして、メロディーメーカーとして、さらに民族主義者としてのドヴォルジャーク。

そんなことは知っているつもりだったけど・・・・

勉強すればするほど、わからない。
またボヘミアの大地を踏めば、何かを掴むかもしれないけど、残念ながらそんな時間はない。
今まであの土地にて、感じてきたことを思い出しながら、もう少し勉強してみたい。

とても大好きなノイマンの日本公演の録音を聞いてみた。
思っていたことが全てここにあった。
ボヘミアへの愛情に溢れたドヴォルジャークの情念がひしひしと伝わってくる。
でもそれをもっと自分の中で消化したい。
そうすることでもっと自分の音楽として表現できるのだと思う。

やはり僕にとってはチェコの音楽は特別なものなのだと思う。
知れば知るほど、その深みにはまる。
そんな思いが、少しでも伝わる演奏がしたい。
posted by CZ-Pivo at 00:06| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月13日

カレル・アンチェル生誕100周年

カレル・アンチェルが生誕100年である今年は、プラハでは様々なイベントが企画されている。
お墓のあるヴィシェフラートでもセレモニーが行われる。もちろんチェコフィルも記念の展示を行うそうな。

しかしまぁアンチェル・ゴールド・エディションでほぼアンチェルの音源は出きったと思っていたが、そんなことは無かった。
むしろ大変なものが出てくる。
数年前に、全曲CDが発売された1968年の「我が祖国」がDVDで登場するのだ。
それだけではなくドキュメンタリー映像、シェリングとのベートーベン・バイオリン協奏曲まで収録されている。
詳しくは↓
http://www.supraphon.com/en/catalogue/releases/?item=636

大変なものが登場してしまう。この「我が祖国」の映像は、「ヴィシェフラート」だけ6人の「我が祖国」で見ることが出来るが、こうして全曲見られるのはとても嬉しい。
そしてシェリングは、ケイマルさんがエキストラとしてチェコフィルに出演している演奏会の「はず」である。
「かつてアンチェルとは1回共演したことがあり、シェリングとのバイオリン協奏曲をやった」と言っていた。
そして「トランペット演劇は簡単だけど・・・・」とね。

大変な映像が登場する。
早急に購入しなければならないな。
posted by CZ-Pivo at 10:34| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

来シーズンのチェコフィル

チェコフィルから何もこちらからアクションをしていないのに、プログラム冊子が送られてきた。
とても嬉しい。

常任指揮者不在ではあるものの、マンフレッド・ホーネックが首席客演指揮者として活躍するシーズンの始まりであり、インバルを待ち受ける時でもある。
ホーネックはシーズンのオープニングをマーラー「復活」で登場。
もちろん今年で初演100年のマーラー交響曲第7番もあるが、こちらはビエロフラーベク。
エッシェンバッハが久しぶりに登場し、マーラー交響曲第3番を取り上げる。
ジルベスターはホーネックだけど曲目未定。
何をやるか未定だけど、行くしか無いですね。とても楽しみだ。

ホーネックはドイツツアーなどもやります。
マーツァルの登場回数は減るけど、それなりに登場。
ブロムシュテットは、ドヴォ8とブラ1という黄金プログラムで登場。これは聞いてみたいけど・・・・

インバルは2回登場。
スクリャービン交響曲第1番、ドヴォ5&タコ5というなんとも凝ったプログラム。
とても面白そうだ。
他にもアルブレヒト、レナルトなんていう常連が登場。
来年の「プラハの春」の「我が祖国」はネーメ・ヤルヴィ。プラハ響に引き続き2度目のオープニング登場。外国人指揮者としてはとても珍しいのでは?

そしてこちらも久しぶりに大野さんが登場する。メシアンとラヴェルという凝ったプログラムだ。お客はいるか心配だけど・・・

11月にはスワロフスキーで韓国ツアーがある。
近いから行ってみたいけど・・・・ありえんな。

メンバーの大きな移動はないけど、我らのお父さん:ミロスラフ・ケイマルの名前がまだある。
いつ辞めるのだろう・・・死ぬまでいる気なのか?
オーディションしても誰も入らないらしいけど・・・後釜はどうしても比較されるから、受けたく無いよね。

ということでこんな冊子が送られてくると、何時間でも眺めていられます。
posted by CZ-Pivo at 21:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トゥランがリラ交響曲

昨日は、N響に行ってみた。
7時3分くらいにホールについてギリギリではあったが・・・・

指揮は準メルクル。

メシアン「トゥランがリラ」交響曲は、とても面白い曲だと思っているので、前回N響がデュトワでやった1997年も聞いているが、比べちゃいけないね。
ピアノがエマール、オンド・マルトノが原田節というソリストは同じだけど、全く印象が違う。
今日の演奏は、とても淡色で言ってしまえば水墨画を見ているような気分になった。
もっと極彩色の音楽だと思っていた。
そういうやり方もあるだろうけど、全くエクスタシーな世界と思えない。「愛」の交響曲だったのは?と思うのだけど。

きっちりしたアンサンブル、的確な指示。
そのこと自体は全く悪いと思わないし、そういうことができるのはとても素晴らしい。
でもね。
5とか10楽章なんて本当なら極彩色で、メシアンの思いの強さに圧倒されるのだけど、全く違った。
こういうのもありなんだろうけどね。
前回のデュトワは、とても主張の強いぎらぎらの演奏でとても面白かったのだけどね。

ここまで薄まるのは、ある種の才能かと。
そういや、準メルクルが新国立劇場でやった「リング」も毒気を抜いた演奏だったしね。

ちゅう訳で、20世紀最大のフランス産交響曲を聴いていながら、一緒に聞いた友達と渋谷の隠れた居酒屋で、日本酒をちびちび飲む。

久しぶりの日本酒だったが、とても美味しかった。
なんせつまみが美味しい。
音楽の話をしていたら、店の親父が「俺はカラヤンもベームも聞いたことあるよ」って。
恐れ入りました。

こういう店はなかなか無いね。

渋谷で聞いた時は、必ずここに来るのだろうな。
posted by CZ-Pivo at 11:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月10日

大阪センチュリー交響楽団の存亡の危機

橋下くんが大阪府知事となり、いろいろ暴れているようですが、やはり大阪府がメインスポンサーとなっている大阪センチュリー交響楽団にもその手が及んでおります。

大阪府からのオーケストラへの援助金約4億円が今年度は「0円」となる可能性が高くなってきたそうです。
これは総事業費の約5割だそうです。これがなくなると活動できなくなることは、目に見えています。

大阪センチュリーは私の古い親友が、ここのステージマネージャーであり、去年のマルチヌー「チェコラプソディー」日本初演なんてやってしまうフットワークのあるオケです。

ということで、この予算案に反対する署名にご協力ください。
↓のサイトから、署名用紙が取り出して、応援する会へFAXをお送り下さい。
http://osaka-century.sakura.ne.jp/

皆様のご協力をお願いいたします。
posted by CZ-Pivo at 21:10| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月09日

無題

今日はテミルカーノフ指揮ペテルブルグフィルの来日公演チケットの優先発売だった。
俺の如何わしい携帯だとネットへの接続が今ひとつなので、家に帰ってきて確保したが、意外にも良い席が取れた。

今年は正直なところ、あまり面白そうな来日オケが来ないので、今年はテミルカーノフが最大のイベントになりそうである。
チャイコフスキー交響曲第1、4〜6番をやるのである。どうなることか、楽しみだ。

もっとも今年の暮にヨーロッパ行きを計画しているので、そちらに財力を集中したいというのもある。
調べていたら12月28日にウィーン国立歌劇場がウェルザー・メストで「神々の黄昏」を上演。そしてプラハ国民劇場は1月1日にスメタナ「リブシェ」を上演。
これに行かずしてどうするのか!ということである。
もちろんチェコフィルのジルベスターコンサート、その他オペラやバレエも見られるしな。
頑張って金を貯めよっと。
posted by CZ-Pivo at 23:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月06日

今日もまた

演奏会に行ってきた。

朝起きたら、天気が良かったから大急ぎで掃除、洗濯に布団を干してと・・・あっという間に12時近くになり慌てて出かける。

みなとみらいは、我が家からは若干遠い。
それでもなんとか間に合った。

本日はスクロヴァチェフスキ指揮読響。
前半は自作の左手のピアノ協奏曲。
この日のソリストであるゲイリー・グラフマンのための曲。このピアニストの名前を聞いたことがあると思っていたが、そうかつてオーマンディなどと協奏曲を録音していた名手。
まだご存命だったのかと思いながら、右手が使えなくなり左手だけで活躍し、すでに80歳。
恐るべし出あるが、指揮台にはさらに高齢のマエストロ。
う〜ん。
そんな人が出演するだけで、なんだかありがたい。

曲がどうのなんて批評するする気はありません。
20世紀の作曲家だなと思わせるところもあり・・・

後半がブルックナー交響曲第2番。
これを聞かないと次は何時聞けるのか判らない曲である。
とても好きな曲なんだけど、久しく聞いていなかったなぁ
読響を聞くのも久しぶりだけど、このところアンサンブル、音の広がりなどが格段にレベルアップしていると思う。
毎回こんな音が聞けるなら、もっと凄いだろうけどね。
2番はブルックナーならではのコラールと、いかにもドイツ的な無骨なリズムのオンパレード。でも実演で聞くには、長くてしんどい部分がないこともないけど、とても美しかった。

昨日の大感動には及ばないものの良い物を聞かせてもらった。
2日続けて大満足である。

本当なら、この後はいつものようにスタッフと宴会に流れ込むのだけど、今宵は練習のため断念。

でも楽しい音楽を聴いたあとなので、自分の演奏にも磨きが掛かる。
それにしてもドヴォ7は難しいね。もう少し勉強しなければならないな。
posted by CZ-Pivo at 23:23| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月05日

遅れてきたマエストロ

予告とおりラドミル・エリシュカ指揮都響の演奏会に行ってきた。

奏楽堂へは上野から行くと大変だろうと思い、鶯谷から歩いてみた。鶯谷と言えば、素敵なホテル街として有名ではあるが・・・

なんとなくのんびりした雰囲気が、春の日差しと実に合う。

奏楽堂はお仕事で来たことがあるけど、客席は始めてである。
1100人程度しか入らないので、都内では小さいほうだろうけど、よく考えたらドヴォルジャークホールと同じようなレベルかもしれない。

まずはドヴォルジャーク「野鳩」。この後の名演への予感をさせるとても美しい演奏。
続いてやはり圧巻だったのがヤナーチェク「利口な女狐」組曲。この美しさ。コラールの美しさ。弾けるリズム。こんなヤナーチェクが聞けると思っていなかった。後ろから見るとノイマンかと思わせるような熱い指揮姿が印象的。これだけ来た価値が十分にあった。
このロマンティズムとエレガントな音楽。音量が大きくなろうと決して荒れることの無い美しさだった。
後半がチャイコフスキー交響曲第5番。
これが期待を大きく超えた大名演だった。
楽譜をそのまま美しく鳴らすだけで、これだけ深い音楽を聞かせてくれるのかと!
音量とテンポのコントロールが絶妙で、恣意的ではなくとても自然で美しい。それでいて情熱的。そしてエレガント。
こんなチャイコフスキーは初めて聞いた。とてもオーソドックスなんだけど、それだけではない音楽の深み、そして喜びがこみ上げてくるのだ。
フィナーレのテーマを4本のトランペットが豪快に吹き上げても、エレガント。なんだこの世界観。
圧倒的だった。
カーテンコールではオケのソリスト全員と握手する。これでオケが悪い気になる訳が無い。事実、オケがとても楽しそうに演奏していた。
オケが去っても拍手とブラボーは止まらず、エリシュカの東京デビュー?は大成功に終わる。

個人的には、来週の札響の演奏会にも行ってみたい。ヤナーチェク「タラス・ブーリバ」の最後のコラールがどれだけ勇壮かつ美しく鳴り響くのか想像がつかない。でも行けないけどね。

久しぶりの演奏会は、本当に心にずっしり響く楽しい時間だった。

帰りには、ついでに来月のヤコブ・フルシャ指揮都響のチケットを買ってしまったが、平日ゆえにちゃんと行けるのか不安である・・・

今後のエリシュカは、9月に大フィルで「グラゴルミサ」、2月にN響で「我が祖国」をやるからこれは行かねばなりませんな。
札響の首席客演指揮者の地位にあるけど、これからも東京に登場してもらいたいものだ。

それにしてもチェコには知らない凄い指揮者がいるものだ。
エリシュカは、ヤナーチェクの高弟バカラに習ったというのだから、ヤナーチェクが悪い訳ないよな。
是非、「タラス・ブーリバ」と「グラゴル・ミサ」を東京でやって欲しい。
posted by CZ-Pivo at 21:35| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生誕100周年

今日で、カラヤン生誕100周年。

亡くなったのは1989年。
僕が中学1年で、ちょうど音楽を聴き始めた頃である。
夏休みに入る前に亡くなり、その後1週間くらいラジオはカラヤンばかりを放送していた。
それを聞いて、当時のガキとしてはまず聞かないシュトラウス、マーラーまでラジオを通して知ったのだ。

精神性がどうのとか、商業主義とか言われるけど、そんなことはどうでもよい。
僕自身、以前はあまり聞かなかったけど、30歳になる頃からまた聞いてみると聞こえ方が変わってきた。
とても伝統的なスタイルであり、精緻な演奏ではなくとてもテンションの高い一期一会の演奏であること。それがとてもエレガントでありロマンティック。後期ロマン派の流れの中に生きていた最後の人であったのかもしれないと思うようになった。
スコアを見ながら聞かなくても、アンサンブルのズレ、たまに違う音が聞こえる・・・それでもそのまま商品にしている。
要するに細部よりも、音楽の流れを大切にしたのだろと思う。

そう思って聞くと、また違って聞こえてくる。

特別好きという事は無いけど、スコアを見ながら聞くとなるほどと思わせる事は多い。
それは無い・・・と思わせるところもあるけどね。

と言う訳で、今日は奏楽堂でラドミル・エリシュカ指揮都響の演奏を聞いてくるかな。
プラハ音楽大学の教授にして、ドヴォルジャーク協会会長。
古い世代のチェコのマエストロの最後の1人であるが、日本ではほとんど紹介されてこなかったのが残念であるが、かくいう私も初めて聞くので、楽しみである。
posted by CZ-Pivo at 10:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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