2008年09月13日

モーツァルト

たまにはホルンのこと。

4曲の協奏曲を書いている。
シンプルで美しい。

これを音楽的に演奏することほど難しいことはない。

今日、ザイフェルトの録音を初めて聞いた。
かったるくて途中で終了バッド(下向き矢印)

聞き比べたら同僚のハウプトマンの方が、まだ面白い。

ここまで書くと、またチェコの人(ティルシャル)を褒めるだけだろと!!と思われそうなので、フェアに評価したいので、棚から目に付いたものを引っ張り出してみた。

1 ゲルト・ザイフェルト カラヤン/ベルリンフィル
2 ノルベルト・ハウプトマン ヴィルバラント/ベルリン室内アカデミー
3 ヘルマン・バウマン ズッカーマン/セント・ポール室内管
4 ヘルマン・バウマン(ナチュラル) アーノンクール/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
5 ミロス・シュテヴォーヴ コペルマン/カペラ・イストロポリターナ
6 セバスチャン・ヴァイクレ ヴァイクレ/ドレスデン・フィル
7 アブ・コスター ワイル/ターフェル・ムジーク
8 アラン・シヴィル クレンペラー/フィルハーモニア
9 ルシアン・テーヴェ(3番のみ) オーヴェルドゥ/室内オケ
10 ピエール・デル・ヴェスコーヴォ (2番) オーヴェルドゥ/室内オケ
11 デニス・ブレイン カラヤン/フィルハーモニア
12 ズデニェク・ティルシャル コシュラー/チェコフィル室内管
13 ズデニェク・ティルシャル オルドジフ・ブルチェク/プラハ室内管
14 ラドヴァン・ブラトコヴィチ テイト/イギリス室内管
15 フェレンツ・タルヤーニ(4番、ロンド) サンダー/ギョールフィル

これだけ全部聞くのは、10時間以上かかるので1番の2楽章又はロンド楽章で勝負してみよう。

以下は、順番に感想。
1 伴奏以下とても重たい。上手だが面白くない。
2 伴奏以下重たく感じるが、独特の遊びがある。
3 リズムが弾けて、豪快な演奏。重音も使うカデンツは楽しい。
4 伴奏が若干かったるいが、ナチュラルの音色の美しさが素晴らしい。
5 ほのかなビブラートで流れるような歌が好印象。
6 正確なアーティキュレーションと歌心が印象的。
7 ナチュラルが不便な楽器でないことと改めて知る。音色の使い分けも素晴らしい。
8 音の美しさが印象的。
9 エレガントな歌い方が素敵。独特なモーツァルトの世界が楽しめる。
10 ロマンティックすぎると感じるが、こんなんもありだと思う。
11 こうして並べて聞くと、聞かせる音楽がある。
12 伸びやかに歌うチェコのスタイルで、音色の使い方など素晴らしい。
13 基本的に12と同じだが、音楽的に余裕があり貫禄のある演奏。
14 歌心ある演奏。
15 美しい音色と歌心。とても素敵な演奏。

ということで、改めてタルヤーニやヴァイクレが素晴らしいと思った。
バウマンは言うに及ばずである。
ビッグネームであろうと、オケでソロホルンとして吹くことと、ソリストとして旋律を吹くことの意味の違いがあることを感じる。
これはベルリンの2人などに共通する。彼らが嫌いとか下手とかいうことではなく、趣味の問題でもない。
そしてモーツァルトを音楽的に吹くことの難しさを思い知る。

ケイマルさんは
「美しい音色と音楽性を身に付けないと駄目」
と仰る。
「そうでないと、人に音楽を聞かせることができない」
とね。
その中でトランペット奏者として重要なことは
「まず第1に大きい音!!」
だとも。

ソビエト国立響などのソロホルンであったボリス・アファナシェフは
「モスクワ音楽院では、リヒテル、ギレリス、ロストロポーヴィッチなど世界的な音楽家が授業をしていたので、ホルンのレッスンなぞ行く暇は無かった」
「ホルンの先生にモーツァルトの吹き方を教えてもらうよりも、ギレリスにモーツァルトを教えてもらった方が、ずっとに役に立つ」
と言う。
まさにそういうホルニストであった。

まずは音楽家でなければならない。
その上で楽器は何でも良い。

たまたまホルンでも、ラッパでも、ピアノでもね。

あ〜難しい。
posted by CZ-Pivo at 18:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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