2008年07月26日

デュリュフレ「レクイエム」と「数字で見るチェコフィル」

デュリュフレの数少ない作品の中で、最高傑作とされる。

誰のレクイエムが好きかと問われたら、間違いなくドヴォルジャークと答えないといけないことになっているだろう。
ゼレンカも好き。

そんなことは置いといて、デュリュフレも好き。
やはり自身が指揮した録音が良い。
1959年のラムルーのオケが素敵過ぎる。コーラスも良い。
「ドミネ・イェス・キリスト」「サンクトゥス」などで荒れ狂う金管と打楽器の響き。ラッパの豪快な吹きっぷりが最高。

この時代は、イゴール・マルゲヴィッチがシェフだった。
マルゲヴィッチ指揮ラムルーで「運命」の録音があるが、あれは先生に怒られそうなくらいトランペットが凄まじいことをやっている。
個人的に最高の名演の一つだと思っている。

脱線したけど、デュリュフレ「レクイエム」は美しいから日本だとアマチュアがよくやるけど・・・やはりちゃんとしたプロのコーラスで聞きたいものだと思っていた2003年。
セルジュ・ボド指揮チェコフィルとプラハフィルハーモニー合唱団の演奏を、ルドルフィヌムで聞いた。本当に美しい演奏だった。
偶然にもホルンがティルシャルさんで、とても素敵な演奏だった。
やはり合唱団の格が違いすぎるのである。
あの美しいホールに、オケとコーラスが鳴り響いても全く混濁する事無いのに驚いた。そのまま響きが大きくなるだけなのだ。
ちなみにボドは、これまで26回チェコフィルに登場している。
オネゲル交響曲全集、ジャンヌダルク、ダヴィデ王は名演として名高い。ジャンヌダルクでは、若きケイマルさんがピッコロを物凄い勢いで吹いているのが印象的である。
ボドはプラハでとても尊敬されていて、プラハ響のシェフを務めたこともあり、昨年は名誉市民になっている。
もう81歳だけど、まだまだ元気に活躍されている。

重たい本(チェコフィル110周年記念誌)を出してきたついでなので、

数字で見るチェコフィル

ブルーノ・ワルターは19回登場し、大地の歌、巨人、復活などを指揮。
ツェムリンスキーは33回登場し、マーラー、自作、第九など指揮。
エーリヒ・クライバーは21回登場し、マラ7初演30周年演奏会、ノヴァーク「南ボヘミア」組曲初演、第九などを指揮。
ジョージ・セルは20回登場し、カザルスとの伝説のドヴォコン録音、戦後のザルツブルグ・プラハの春音楽祭などに出演。
シャルル・ミュンシュは8回。
ストコフスキーが2回。
ラインスドルフが8回。
マタチッチが28回。
とても尊敬されていたペドロッティが44回で、最後の共演もブラ4とピアコン2番(モラヴェッツ)。
ロジェストヴェンスキーが27回で、マラ8、マルチヌーなどを指揮。
サバリッシュが39回。
などというのが、客演指揮者達。

歴代首席及び常任指揮者は・・・
アルブレヒトが155回。
アシュケナージが216回。
アンチェルが765回。
コバケンが62回。
コシュラーが295回。
クーベリックが438回。
マーツァルが116回。
オスカー・ネドバルが142回。
ペシェクが148回。
シェイナが589回。
フランティシェック・ストゥープカが1098回。
ターリヒが958回。
ノイマンが1092回。

ついでに「新世界」は841回、「我が祖国」全曲は618回演奏しているそうな。

以上、2006年までの数字。
posted by CZ-Pivo at 16:33| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あのラムルーのラッパはアンドレですよ。。。
Posted by むっしゅ at 2008年08月02日 00:08
そうでしたか・・・
ラムルーにいたのは、この時代でしたか。
Posted by CZ at 2008年08月02日 10:36
そうなんです。。。。
炸裂してますよね。
Posted by むっしゅ at 2008年08月06日 17:07
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