2008年08月16日

マーラー10番

クック版とかバルシャイ版とかではなく、久しぶりにアダージョを聞いてみた。
もちろんノイマン・チェコフィル。

この録音自体、とても久しぶりに聞いたような。

この曲をやってもやはり素晴らしいのは言うに及ばず。
マーラーらしいボヘミア風の旋律は、やっぱり彼らのスタイルに合う。
でもこの曲ってマーラーが全部書いたら、それまでのマーラーとは全く違う雰囲気になっていたろうと思う。
クック版は普通過ぎるし、バルシャイはプロコフィエフ風ロシア音楽だし。

ほぼ自身の手で書いてある1楽章からして、和声の構成やらが、どうもそれまでと違うように思える。
中間部の金管のコラールなんぞは、これがマーラーなのかと思えてならない。いうなれば「いけない音」とでも言うのか。

1980年代前半のチェコフィルの金管そのものが、行き切った音だからそうなるってもんでもない。マーラーの書いた音そのものが、悲痛でありながらも、美しく鳴り響くのだろうと。

そんなことをノイマンの9番から続けて10番を聞いて思った次第。

そして改めて良い演奏だとね。
posted by CZ-Pivo at 16:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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