2008年12月03日

プロコフィエフ祭

ついに祭が始まった。
ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団による祭である。

しかしこの祭には、2回しか参加できない。
しゃあないけど、昨日はサントリーホールへ向かった。

まずは、交響曲第1番「古典」。
トランペットは、ロッド・フランクス。
いつだかキーロフオケで聞いたときは、ちょいとイマイチな演奏だったけど、何度も全曲演奏会を重ねてきたので、素晴らしい演奏だった。
そしてレーピンを迎えて、バイオリン協奏曲第1番。
まぁ良く弾きますは・・・この人。
一昨年、チャイコとタコ1番を聞いたけど、相変わらず素晴らしい。
テミルカーノフは、誰よりも早く「ブラボー」って言っていたけど、ゲルギエフは、至って物静かである。
アンコールはお得意の「ヴェニスの謝肉祭」。オケにピチカート伴奏をさせるのも、お得意のパターンである。

さてサントリーホールは物々しい雰囲気であったと思ったら、天皇皇后両陛下をお迎えしていたのである。
そして始まったのは、交響曲第6番。
かつてゲルギエフがN響との初共演でも演奏したのが6番である。
トランペットは、BBC響の首席をゲストにお迎えしていた。この人が、本当に素晴らしい演奏であった。
なんせ最初から最後まで、完璧で、さらにずっと美しいサウンドである。全く持って恐ろしい。
2楽章で、弦楽器と絡むソロなんぞ本当にずっと美しく、絶妙なバランスを保つのである。
もちろんモーリス・マーフィーだったら突き抜けて、もう少し違う演奏になったのだろう。
ダッドリー・ブライト以下トロンボーンは凄まじい。テューバのパトリックのソロも素晴らしかった。

しかしロンドン響というオケで、ゲルギエフは完全に自分の音楽をやれているのである。
深い呼吸と、旋律の歌いまわし。若くて元気一杯だったと思われていたゲルギエフも、巨匠の雰囲気を醸し出しつつある。
やはりロシアの巨匠なのである。
完全にノックアウトな演奏会であった。

6割程度の客入りであったが、オケが去ってもゲルギエフに拍手を送っていた。
たぶん今日、明日の2、3番はもっと入っていないのだろうな。
都心に勤めていたら、全部行っただろうけど、多摩地区から行くとなると、どうしても制約があるので、どうしても聞きたいものを厳選せざるを得ないのである。

さぞ両陛下もご満足されたに違いないと思っていたら、天皇陛下は体調を崩されて今日から公務をお休みされているとか・・・

火曜だからラーメン食って帰るつもりが、結局飲んでしまった。

次は、金曜の交響曲第5番を聞きに行く。
どうなることか、楽しみでならない。
posted by CZ-Pivo at 23:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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