2009年01月10日

祖国への旅(大晦日〜元日)

12月31日 ブルノ→プラハ

ゆっくり起きて、朝食を食べて出発。
やはり寒い。そんなに二日酔いにもならなかった。

ブルノ駅でプラハ行きの切符を買う。1500円程度。
まだまだこの国の公共料金は抑えられている。
ICに乗り込み、一路プラハへ。
途中、川が凍っているところもあり・・・・やはり寒いのだろう。
ホルシェビツェ駅について、そのまま地下鉄に乗り換えて、ホテルへ行く。
ホテルのバルコニーからプラハが一望できるのが嬉しい。

一休みしてチェコフィルのジルベスターコンサートへ行く。
今回は、高いお金を払っているので、ベストな席を確保している。
取り合えずラッパ部屋にご挨拶。新人君もいた。なかなか良い奴だけど、ただの良い奴だった。
さて何故か?「アイーダ」凱旋行進曲がなくっていた。後で知るのだが、事務局の手配違いだったらしい。
初めてのホーネック指揮チェコフィルを聞く。
オープニングの「運命の力」序曲からして、ホーネックのテンション全開だ。申し少しアンサンブルを整えて欲しいけど、ライブだからしゃあないよね。
それにしても「ナブッコ」の金色は、コーラスの威力が圧倒的だった。あのホールでコーラスを聞くと、凄まじいものがある。「トロヴァトーレ」のアンビルコーラスも。
アイーダ聞きたかったなぁ・・・・
後半は「カルミナ・ブラーナ」。
ホーネック節炸裂。このプラハフィルハーモニーコーラスの威力は半端でない。pppからfffまで透明感のあるハーモニーで荒れる事無く、どこまでも美しい。このコーラスあってのこの演奏だったと思う。
弦楽器のレベルは相変わらず高い。
一番の問題はトランペットか・・・・かつてリシー、ホラーク、ケイマルという素晴らしい系譜が続いているのが、嘘のような状態。
こりゃどうしょうもない。
ズヴォラーネク、マレク・ヴァイオを雇用するしかないのだろうが、難しいだろうなぁぁぁ
でもこの病的なテンションのオーケストラとコーラス、指揮者に圧倒されるコンサートだった。

終演後、ケイマルさんに電話を掛けて明日会う約束をした。

そしてレストランに行き、チェコ料理を頂く。
がっつく我々に隣りのおっさんが「スローリー」「スローリー」とたしなめる。
挙句ベヘロフカをご馳走してくれた。
そんなんで2時間ほど掛けてゆっくりビールと料理を味わう。

そしてコンビニで酒を買い込んでホテルに帰り一休みzzzzz
テレビのカウントダウンでチェコ国歌が流れてきたら復帰して宴会へ。
外は、昨年同様に花火、爆竹やらがなりまくり。危ないったら。
3時くらいまで飲んで、お開きに。

1月1日 プラハ
9時くらいに起きて朝食を食べるが、眠くてさらに寝る。
12時半くらいにホテルを出て、ケイマルさんに会いに行く。
12月振りにお会いする。シカゴ響のバッハ・ロ短調ミサのCDをプレゼントしたら大喜びだった。お礼?ってわけでないけど、フチークやらのCDを頂いた。
ケイマルさんが「息子がなんだか解んないオケで仕事しているから、挨拶する」とドヴォルジャークホールへ。
寄せ集め観光客用?オケの練習の模様。
その後、レストランへ行き、チェコ料理とビールを頂く。
フチークは、マーラーやドヴォルジャークなどいろいろあるがノイマンとの仕事で一番の仕事だったと思うとのこと。
フチークはかつて軍楽隊に居たときによくやったが、そのままオケでやるとはと・・・でもそういう経験が生きているそうだ。
今はこういう曲を演奏やらなくなっているのが残念でならないと。
僕としては、かつてノイマンがやっていたように、ジルベスターコンサートはフチーク、ワインベルガーなどをやってもらいたいと思うのだけどね。

16時過ぎにレストランを出て、1月4日に同じ店で会う約束をして我々は国民劇場へ行く。

本日は待望のスメタナ「リブシェ」を見るのだ。
もちろん初めて見るのであろう。冒頭のファンファーレからして素晴らしい響きに驚いた。このテンションのままで行くのだろうなんて、のんきなことは言っていられない。当たり前なんだから。
なんせ建国神話をオペラ化しているのだから、気合が入らない訳ない。日本でいうところの「ヤマトタケルノミコト」と言ったところか?
まさにオペラ版「我が祖国」なのである。
故に知っているコラールが随所に出てくる。特に3幕最後は、オーケストレーションも同じでないの?と思う。
このオペラはチェコ以外で上演する理由がない。なんせ音楽がいくら素晴らしくても、チェコ国歌万歳なのである。だからこそここまで来ないと見られない。とても貴重な経験である。
美しく、高貴な音楽は、あっという間に終演を迎えるのだ。
フィナーレな鳥肌立ちまくりだった。

そしてビールを買い込んで、ホテルに帰り再び「あけおめ」宴会。
今宵は12時には寝た。
posted by CZ-Pivo at 17:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。