2007年04月28日

アシュケナージのシベリウス

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N響を今シーズン限りで去ることになったアシュケナージではあるが、実は他所では結構良い仕事をしているという話を聞いてはいた。
なんせN響との演奏は、いつだったかコバケン「パッサカリア」を聞いただけで、それ以来全く聞いていないのだから偉そうなことをいう資格はないのだ。
なので、その他所の仕事を聞くこの1枚。
アシュケナージがスウェーデンのストックホルムフィルとのシベリウス交響曲全集を録音するっていう。これはその第1段。

交響曲第1&3番
組曲「恋人たち」
ウラディミール・アシュケナージ指揮
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
2006年録音 EXTON<OVCL-00279>

オーケストラが上手である事くらいは良く知っている。かつてヴァーツラフ・ターリヒが音楽監督を務めていたこともある。しかし録音に恵まれたオーケストラではないなぁ
でもBISが記念ボックスCDを出したり、自主制作でライブ録音をまとめたボックスを発売するなど、その気になれば結構良い演奏にめぐり合える機会はある。
そしてホルン的には、名手イブ・ランツキー・オットーがいるというだけ取り合えず有難くなるオケだ。
録音を聞いて、この名手が吹いているのかは判らないけど、オケのテンションの高さ、クオリティの高さを改めて思い知るには十分すぎる。彼らは大変職人的な集団であるので、アシュケナージの下手な指揮よりもその音楽と自分達のやり方を表現することに徹している。だから意外にも素晴らしい演奏を聞くことができたのである。
いや本音を言えば、オケは良いからちょっと聞いてみようくらいの軽い気持ちで買ったのである。それに去年のGWにプラハに行ったときに、EXTONはこのCDの録音をしていて、ストックホルムは良かった!と社長がしきりに言っていたので、どんなものかと思ったからである。
正直、ここまで素晴らしい演奏であるとは想像していなかった。

「アシュケナージもやるときはやる」

でも空回りすると大したことが無い。アシュケナージと言う人は、自由な音楽家であり人間的な人であり、憎めないのである。
なんせ良い人だから。

俺も素直に良いなんて言わないときがあるけど、本当にこの全集には期待している。

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posted by CZ-Pivo at 16:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の1枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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