2007年04月30日

ショスタコーヴィチ

svetlanovshostakodvd.jpg先日、ロストロポーヴィチが亡くなった。そこで改めて見たDVDがこれ。1966年に行われたショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番の初演時の映像である。
モノクロながらこれが猛烈に見ごたえがある。このとんでもく難しい協奏曲の初演がこんなハイレベルな演奏であったとは!
というかこれを超える演奏が今後現れるのだろうか?と思うくらい凄まじい演奏なのだ。
若きスヴェトラーノフとロストロポーヴィチの火花が飛び散る激しいテンションの演奏。はじめて見た時「なんじゃこれりゃ!」と驚いた。
改めてこの凄まじさに見入った次第。

と思ったら、この初演時の演奏をCDで持っていたことに気が付いた。かなり前に、ロストロポーヴィチのライブ録音を集めた12枚組の箱があった。すっかり忘れていた。
ということで今日は、CDで聞いてみた。音質はこちらのほうが良いと思う。
DVDは映像にもかなり難がある・・・まぁそんなことを通り越して凄まじい演奏なんだけどね。
音だけ聞いても、この猛烈な初演の模様を堪能できる。
2楽章からフィナーレまでの猛烈な追い込み。このハイテンションを維持すること自体が人間業とは思えない。それに初演なのに完全暗譜で弾き切り、完璧に音楽を自分のものにしているのだ。スヴェトラーノフの指揮も完璧に自分のものにしている。
ソ連が生んだ、2大巨匠のとんでもない演奏。

このDVDにはもう1つ素敵なオマケ(どちらが本編かは人に拠るだろうけど)がある。
ショスタコーヴィチの追悼演奏会でのバイオリン協奏曲第1番。すでに亡くなっていた初演者のオイストラフではなく、コーガンの演奏だ。これもスヴェトラーノフと凄まじい演奏を繰り広げる。特に激しい2&4楽章に見ごたえがある。
コーガンは、オイストラフと比較してクールとか言われているけど、この映像を見る限りそうでもない。確かに引いている姿はクールで格好良いのだけど、出てくる音は全然クールでない。
去年、テミルカーノフ指揮ペテルブルグフィルがレーピンとこの曲を演奏したけど、そのときもとんでもない演奏だったなぁ

でもまぁバイオリン協奏曲は比較的演奏される曲であるが、チェロ協奏曲は1番は割りと演奏されるが、2番は・・・・もちろんソロもとんでもなく難しいのだけど、オケも凄まじく難曲。特に2本のホルンは「こんなん書いたらモスクワ音楽院のショスタコーヴィチ先生に怒らる(かどうかは判らないけどね)」なくらい無茶なことを書いていてる。

それにしてもショスタコーヴィチという人は偉大な作曲家だと改めて思った次第。

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posted by CZ-Pivo at 10:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の1枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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