2007年11月23日

チェコフィル@トリフォニー

チェコフィルの東京初日。

まずは「我が祖国」。
予定とおりに会社を出て錦糸町に到着。
安いチケットは売れているようだけど・・・若干パリーグでオリックスVS楽天みたいな客の入り。

さて46回目のチェコフィルであるが、いつものように美しい。そして唸り声、足音の聞こえない「我が祖国」ととても素晴らしい。
あの人よりも出てくる音は美しい。それは指揮者の持っている「音」の違い。しゃあないな。

マーツァルの音楽は、いつものように曲全体を見通す息の長いフレーズを聞かせてくれる。
だからパーツを取ってどこがどういう聞き方はできない。だからこそ実演で聞くと深い感動を味わうことができる。
もちろん「シャールカ」でグッとエンジンを掛けるときもあるし、「ヴァルタヴァ」の月の光で、美しく聞かせることもある。これがオケの力と合わさり、恍惚の世界へと誘う。
「ボヘミアの森と草原」では、我々には絶対に演奏できない独特なリズムが冴え渡る。このノリは本当に素晴らしい。
後半2曲も決して絶叫することなく、どこまでも美しい。これがとても大きな効果を生む。「静かな熱狂」だ。
いままでは「ブラニーク」でケイマルのトランペットが朗々と歌い上げるのだけど、弦楽器主体に鳴り響く。
もはやああいう音は聞かれないと思うと寂しいのだけど、これはこれでやっぱりチェコフィルなのである。
だから素晴らしい。

練習も良くしたのだろうと思われるので、アンサンブルが破綻することはない。こういう「我が祖国」は久しぶりだ。
とても充実した演奏だった。

この「静かな熱狂」は、観客の「熱狂」を呼び起こすのである。
オケが去った後も拍手は続きマーツァルが呼び戻されスタンディングオベーション。

ちなみに管楽器は全後半入れ替え。
ラッパは前半をハリーシュ&ペハ、後半をシェディビー兄弟。
ホルンは5人で頭を2人で吹き分け、あとは入れ替え。
久しぶりにコパーチェクが日本に来てくれた。後半をドクサンスキーとのコンビで美しく聞かせてくれた。前半のブラーハも素敵だった。
「ブラニーク」の木管のソロを、フルートの新入団したパズデローヴァ、ブロシュコヴァー、コパーチェク、ロスコヴェッツ、ホルンのヴォヴォジルと「新しい」チェコフィルのメンバーが美しく聞かせてくれた。

終わってから楽屋口でラッパの友達を待つ。
昨日の盛岡は雪だったそうだけど、東京も寒いって。
そして問題のマラ3の出番を尋ねる。1番をシェディビー、ポストホルンをハリーシュが吹くそうだ。
どうなることやら、楽しみである。

さて今日から3連休。
のんびり過ごして命の洗濯じゃ。
posted by CZ-Pivo at 11:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/68528671

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。