2008年04月22日

雑談(4月22日版)

オーブリー・ブレインは言わずと知れた、デニス・ブレインの父。

旋律を吹く奏者としてクレジットされた録音した初期のホルン吹きである。
まぁ特別好きかと聞かれるとそうでも無いし、息子デニスもそうである。
デニスはオケで吹いているものは好きなものがある。
例えば、「スケーターズ・ワルツ」の冒頭のソロ。あれは他の誰にも真似出来ない。

さて父オーブリーのシューベルトのオクテットを聞いている。
1928年録音だから、さすがに全体的にオールド・スタイルであることは否めない。
ウィーンほどではないが、となりの音に行く時間がかかる(ポルタメント)もたまに出てくる。
なんせ冒頭のホルンのオクターブ上がるCがポルタメント気味なんだからね。
でも弦楽器のレナーカルテットはこの時代にしてはポルタメントが少ないと思ったら、ハンガリーだった。
そりゃそうかと納得。

弦楽四重奏は、スメタナ・カルテットで消滅したと思っているけど、間違いかなぁ
メンバーの移動がなく、長年やり続けるという事が今はほぼありえないし、すぐに解散するし、1年中カルテットやっている連中なんてほどんどいないし。
それが最高レベルの演奏と来たら・・・ねぇ
スメタナ・カルテット(結成当初はビオラがノイマンさん)の4人は、別荘で夏合宿して、その成果を近所の教会でご近所さんに聞いてもらっていたというのだから!!!
ついでに録音というお仕事もしていたけどね。
チェコには、まだプラジャーク・カルテット、パノハ・カルテットがそんな残党であるけど。
ボロディン・カルテットは、チェロだけ初期から変わらない(このこと自体は奇跡)けど、もはや原型を留めない。
アルバン・ベルク・カルテットもビオラが亡くなってしまったら、やはり解散することになったしね。

そんなことを思いつつ、聞けるオケが少なくなっているのと同じく、こういう素晴らしい室内楽で音楽の良心を伝えてくれる人達がいなくなったなぁ

こういう古い演奏を聞くと、そのスタイルの古さうんぬんってのはあるけど、どこか素朴で音楽を楽しさを伝えてくれる「音」がある。

ま、時代が変われば音楽も変わるからしゃあないけどね。

そういえば、このシューベルト。
かつてウィーンの空港に着いたら機内で3楽章をBGMで流していた。
これは選曲した人のセンスが良いね。
ウィンナワルツだとベタでしょ?
posted by CZ-Pivo at 17:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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