2007年07月26日

コダーイ・ゾルタン

dartikodaly.jpgドラティのコダーイ管弦楽作品全集が発売になった。
言わずと知れた名盤のはずなのに全集はいつの間にか消えていたが、3枚組で¥3000という財布に優しい価格で復活。
ちゅうことで早速お買い上げ。

しかし「ハーリ・ヤーノシュ」、ガランタ舞曲、マローシェク舞曲、「孔雀」くらいしか知らないのである。
他の曲は存在を知っているけど・・・くらいね。

こういう民族色満点の曲はとても好き。
いつもはとてもまったりのんびりしているこの私でも血が騒ぐのである。「ハーリ・ヤーノシュ」やガランタ舞曲のホルンソロなんてとっても素敵だ。

最近思うこと@
ここで「マルティヌー」って書かないで「マルチヌー」と書いているけど、ケイマルさんやらの発音を聞くとどうも「マルティヌー」が近いのではと。
ドヴォルジャークは、日本語で発音できないからどうでも良いのだけどね。でもどう聞いても「ドボルザーク」ではありません。
どうでも良いけどウィーン発プラハ行きの特急列車に「ドヴォルジャーク」号がある。乗っているだけでとても嬉しい。

最近思うことA
ハンガリーの音楽家は優秀であること。
ハンガリー出身の指揮者って物凄く多い。
ショルティ
ドラティ
セル
ライナー
オーマンディ
フリッチャイ
フィッシャー兄弟
フレンチェク
コヴァーチュ
ケルテス
などなど
更にベルリンフィルのソロトランペット2人共にハンガリー出身。

すべてはコダーイのお陰。
「ヴィチニア・フンガリカ」
ってのはコダーイの考案した音楽教育法で「コダーイ・システム」と呼ばれる。
音感とリズムがとても判りやすく勉強できるのである。このシステムに乗っ取り全ての楽器の勉強もできる。恐るべし。
最近、日本でも取り入れている人がいるみたいですね。

やはりコダーイは偉大である。
posted by CZ-Pivo at 23:32| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 今日の1枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月06日

凶悪な金管楽器奏者達

mauricemurphy.jpg
世の中には、素敵なまで吹きまくる金管楽器奏者がわんさかといる。そういう人達を愛して止まないのがこの私。
たぶん俺の子供は「お父さん!誕生日プレゼントはシカゴ響のマーラー全集って言ったのになんでベルリンフィルなの?」と詰め寄ってくるに違いない(まぁその前に相手がいないとどうにもならんが・・・)。

そんな妄想を置いといて、とある友達から凶悪だから(とまでは言われなかったが・・・)聞くべしと言われた録音がある。
リチャード・ヒコックス指揮ロンドン響のヴェルディ「レクイエム」。確かに凄そうだけど、まぁ良いやと思って放っていた。
でも先週買ったら、とんでもなかった。

hickoxverdirequiem.jpg
ラッパの親分はこの右のおじいさん。その名はモーリス・マーフィー。1934年生まれで今もロンドン響の首席トランペット奏者。ちなみに左はかのジョン・ウィリアムズ。
このヴェルレクは凄まじい。「怒りの日」からしてぶっ飛ばしまくり。こんなテンションで最後まで行くのだろうか?という心配はしてはいけない。これだけやってくれると気持ちが良いというか、初めて聞いたときは笑うしかなかった。

今やこういう凶悪な金管吹きが少なくなってきたなぁ
金管が凄いオケって絶対、弦楽器が凄まじい鳴りっぷりを聞かせてくれる。チェコフィル、ペテルブルグフィル、ロンドン響、フィラデルフィア管、シカゴ響などなどね。だから弦だけ鳴るオケってありえない。金管奏者は負けたくないから頑張る。何故なら金楽器奏者は「アホ」(全員とは言わないけどね)だからです。
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2007年04月30日

ショスタコーヴィチ

svetlanovshostakodvd.jpg先日、ロストロポーヴィチが亡くなった。そこで改めて見たDVDがこれ。1966年に行われたショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番の初演時の映像である。
モノクロながらこれが猛烈に見ごたえがある。このとんでもく難しい協奏曲の初演がこんなハイレベルな演奏であったとは!
というかこれを超える演奏が今後現れるのだろうか?と思うくらい凄まじい演奏なのだ。
若きスヴェトラーノフとロストロポーヴィチの火花が飛び散る激しいテンションの演奏。はじめて見た時「なんじゃこれりゃ!」と驚いた。
改めてこの凄まじさに見入った次第。

と思ったら、この初演時の演奏をCDで持っていたことに気が付いた。かなり前に、ロストロポーヴィチのライブ録音を集めた12枚組の箱があった。すっかり忘れていた。
ということで今日は、CDで聞いてみた。音質はこちらのほうが良いと思う。
DVDは映像にもかなり難がある・・・まぁそんなことを通り越して凄まじい演奏なんだけどね。
音だけ聞いても、この猛烈な初演の模様を堪能できる。
2楽章からフィナーレまでの猛烈な追い込み。このハイテンションを維持すること自体が人間業とは思えない。それに初演なのに完全暗譜で弾き切り、完璧に音楽を自分のものにしているのだ。スヴェトラーノフの指揮も完璧に自分のものにしている。
ソ連が生んだ、2大巨匠のとんでもない演奏。

このDVDにはもう1つ素敵なオマケ(どちらが本編かは人に拠るだろうけど)がある。
ショスタコーヴィチの追悼演奏会でのバイオリン協奏曲第1番。すでに亡くなっていた初演者のオイストラフではなく、コーガンの演奏だ。これもスヴェトラーノフと凄まじい演奏を繰り広げる。特に激しい2&4楽章に見ごたえがある。
コーガンは、オイストラフと比較してクールとか言われているけど、この映像を見る限りそうでもない。確かに引いている姿はクールで格好良いのだけど、出てくる音は全然クールでない。
去年、テミルカーノフ指揮ペテルブルグフィルがレーピンとこの曲を演奏したけど、そのときもとんでもない演奏だったなぁ

でもまぁバイオリン協奏曲は比較的演奏される曲であるが、チェロ協奏曲は1番は割りと演奏されるが、2番は・・・・もちろんソロもとんでもなく難しいのだけど、オケも凄まじく難曲。特に2本のホルンは「こんなん書いたらモスクワ音楽院のショスタコーヴィチ先生に怒らる(かどうかは判らないけどね)」なくらい無茶なことを書いていてる。

それにしてもショスタコーヴィチという人は偉大な作曲家だと改めて思った次第。

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2007年04月28日

アシュケナージのシベリウス

ashkenazysibelius13.jpg
N響を今シーズン限りで去ることになったアシュケナージではあるが、実は他所では結構良い仕事をしているという話を聞いてはいた。
なんせN響との演奏は、いつだったかコバケン「パッサカリア」を聞いただけで、それ以来全く聞いていないのだから偉そうなことをいう資格はないのだ。
なので、その他所の仕事を聞くこの1枚。
アシュケナージがスウェーデンのストックホルムフィルとのシベリウス交響曲全集を録音するっていう。これはその第1段。

交響曲第1&3番
組曲「恋人たち」
ウラディミール・アシュケナージ指揮
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
2006年録音 EXTON<OVCL-00279>

オーケストラが上手である事くらいは良く知っている。かつてヴァーツラフ・ターリヒが音楽監督を務めていたこともある。しかし録音に恵まれたオーケストラではないなぁ
でもBISが記念ボックスCDを出したり、自主制作でライブ録音をまとめたボックスを発売するなど、その気になれば結構良い演奏にめぐり合える機会はある。
そしてホルン的には、名手イブ・ランツキー・オットーがいるというだけ取り合えず有難くなるオケだ。
録音を聞いて、この名手が吹いているのかは判らないけど、オケのテンションの高さ、クオリティの高さを改めて思い知るには十分すぎる。彼らは大変職人的な集団であるので、アシュケナージの下手な指揮よりもその音楽と自分達のやり方を表現することに徹している。だから意外にも素晴らしい演奏を聞くことができたのである。
いや本音を言えば、オケは良いからちょっと聞いてみようくらいの軽い気持ちで買ったのである。それに去年のGWにプラハに行ったときに、EXTONはこのCDの録音をしていて、ストックホルムは良かった!と社長がしきりに言っていたので、どんなものかと思ったからである。
正直、ここまで素晴らしい演奏であるとは想像していなかった。

「アシュケナージもやるときはやる」

でも空回りすると大したことが無い。アシュケナージと言う人は、自由な音楽家であり人間的な人であり、憎めないのである。
なんせ良い人だから。

俺も素直に良いなんて言わないときがあるけど、本当にこの全集には期待している。

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2007年04月23日

ティルシャルさんみーつけた

tylsarsmit.jpg昨夜、そういやと思い出してベルリンドイツオーパーの渡辺さんが書いたティルシャルさんの記事を読んでいた。そこに知らないアンサンブルにティルシャルさんが参加しているとあった。本当のところは、知らない作曲家だから調べるのも面倒であったから放っていたのである。
しかしそうもいかないので、調べてみた。「レヨ・スミット」なる作曲家とある。しかしこの名前ではヒットしない。「Smit」で検索したら、なんとなく出てきたのだけど、はっきりしない。
しかしアマゾンのCDが引っかかってきたが、出演者の名前がはkっきりしなかったので、レーベルのホームページを見たらやはりティルシャルさんがいたので、その場で発注をした。そしたら今日届いた。

ってなことで本日の1枚に見事収まる手(チョキ)
正確にはレオ・スミット。オランダ生まれのユダヤ系作曲家で、退廃音楽の烙印を押されてご多分に漏れずアウシュビッツで最期を迎えることになる。
Leo Smit(1900〜1943)
Sextet
Quintet
Duo
Trio
MDG<304 0995-2>

ティルシャルさんが参加しているのは、木管5重奏とピアノの6重奏であるので、13分ほどである。でもあの美しい音を堪能するには十分過ぎるってものだ。
しかも頼んで翌日に届くのだから文句のつけようがない。在庫があるときのアマゾンはやってくれるぜ。
こういうCDは店頭で探すのは面倒だし、それを目的に出かけない限りは家を出ると大体忘れているしね。

本当は、昨日も書いたけど熱があって午前中はフラフラで午後もだましだまし仕事をしていたのだけど、こういう楽しい音楽を聞くと少しだけ元気になるのである。
さすがはティルシャルさんである。

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2007年04月22日

アンドレ

andrewithkarajan.jpg昨日買ったアンドレの1枚を紹介。
モーリス・アンドレが帝王カラヤン指揮ベルリンフィルの伴奏で1974年に録音された。有名なピアニスト、バイオリニストでもなかなか帝王をバックに録音するなんて難しいことだったのだろうとは、アホのこの俺にでも容易に想像がつく。アンドレがいかに偉大だったかという証拠である。

・フンメル
・レオポルト・モーツァルト
・テレマン
・ヴィヴァルディ
と有名どころが押さえられているが、何故かハイドンが無いと言うのもなんか面白い。そんなことはどうでも良いけど、この演奏は本当に素晴らしい。40代で脂の乗り切ったアンドレのブリリアントで豪快なサウンドを存分に堪能できる。
ハイトーンの美しさ、歌心とアンドレにしかできない音。今、こういうラッパ吹きがいない。だから今もアンドレを聞くのだ。そして永遠にアンドレを手本にする。僕の永遠のアイドルであり続けるのだ。
ラッパ吹きでアンドレが嫌いという人がいたらしばくしかないと思う。

そろそろ本格的にトランペットに移ろうかと思う今日この頃。でも今のホルンくらい吹けないと人前では吹きたくないなけどね。

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2007年04月12日

オーマンディのヘンデル

ormandyhandel.jpg今日は、朝から引継ぎ&支払い伝票&決裁などなどの書類を持って渋谷に出ていた。あまり山から下りないなんて言ってはいたものの、結構出ているような気がする。
相変わらず朝の渋谷は嫌いである。やはり午後から出るのが良いかもしれない。
決裁もらいに歩き回り・・・・でもなんとか片付けて直帰。

でもそれで済まないのが俺である。タワレコに寄ってみた。
そしてオーマンディのヘンデル「水上の音楽」のオーマンディ版とハリス版を購入。
どちらもロマンティックなアレンジによる演奏である。オーマンディ版の「水上」はハーティ版よりはスッキリしていると思う。各楽器のソロがとても素晴らしい。当然ながらフィラデルフィア管が演奏することを想定してアレンジしているのだから、ソリストの名人芸を堪能できるようになっているのは当然である。
もちろん重厚な弦楽器もね。こういうのはとても素晴らしいと思う。
ハリス版は、オーマンディとは全く違うやりたい放題アレンジ。スネアやピッコロまで出てくる。非常にゴタゴタと遊びまくりだけど、それでもヘンデルの音楽なんだな。面白い。
さらにストコフスキー指揮&アレンジの「王宮の花火」が入っているのだけど、こちらも面白さ満点である。
でも自分で演奏するとなるとやはりオリジナルでやりたいと思うのだけどね。

ちなみホルスト・シュタイン指揮ウィーンフィルのブルックナー2番も買った。そういやこのコンビは6番もあったのに持っていない。シュタインはドイツ指揮職人の最高峰であったのは言うまでも無い。バイロイトでの活躍は言うまでも無く、バンベルク響やN響との仕事はとても素晴らしかった。N響での演奏を3回くらい聞いただけど、とても感激した。ベートーベン、パルシファル3幕、シベリウスなど。
心臓の病気で引退となっているのが非常に勿体ない。でももう指揮台に立つ事はないのだろうなぁ。それはスィトナー、クルト・ザンデルリンクやらも同じだけどね。

そういやこの9月に久しぶりにプレヴィンがN響に帰ってくる。オール・モーツァルト、ラフ2、ダフニス全曲という彼にしかできないプログラムだ。どれも行きたいなぁ

N響を去るアシュケナージはシドニー響のシェフに迎えられる事になった。もうどこに行っても驚かないけど、どこにでも仕事が作れるこの指揮者。さすがだ。

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2007年04月11日

スメターチェク

久しぶりに早く帰ってきたのだから音楽を聞く。

ジャケを紹介しない(ネットが写真が見つからなかったから・・・)のだけど、今日の1枚。

Antonin Rejcha
Te Deum
conductor:Vaclav Smetacek
Praha Symphony Orchestra
Kuhn Chorus
Solists:Marta Bohacoca,Oldrich Lindauer,Karel Prusa
<Panton 80 0242 2211>

かの有名?なアントニン・レイハ作曲で無名のテ・デウム。録音は僕の知る限りこれしかない。チェコでの演奏頻度も低めで、地方オケを含めてプログラムに登場したのをここ数年で1〜2回しか見ていない。
これが僕は大変な名曲だと思う。晩年のレイハがパリで作曲した40分を超える作品で、ドラマティックにして大変美しい。全編に渡り合唱が大活躍するのも特徴だ。
それをスメターチェクが合唱の巨匠キューンと組んだのだから悪い訳がない。というかとんでもない名演なのである。
かつてLPで見つけて、知らないけど聞いてあまりの素晴らしい曲と演奏に驚いた。LPの解説には日本初演のときの楽譜入手の難しさと、曲の素晴らしさを細かく解説してあり、これまた感動的であった。というよりこの曲を知り初演した人達が凄いと思う。
それが数年前にプラハでこのCDを見つけたときの驚きと嬉しさは半端ではなかった。
今となっては通販サイトでも見つけられないものになっているのが非常にもったいない。幻の名曲の幻の名演となっている。

ちなみにレイハは、ホルントリオやらを書いた人です。アントニンとヨゼフはレイハ親子です。

チェコのバロックから古典の作曲家はとても素晴らしい人が多い。ゼレンカ、レイハ親子、ブリクシ、リバ、ヴァンハルなどなど。チェコでバッハのカンタータを演奏する暇があったら、こういった自国の曲を演奏するさ。

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