2008年10月01日

セビリャの理髪師

先日、招待券をもらってみてきた。

プラハ室内歌劇場と銘打った人達。

チェコフィルやプラハ国立歌劇場メンバーによるといううたい文句があったものの、結論から言うとそんな人はオケに居ませんでした。

もっというと誰も知っている人がいなかった。
なんてそこまで知り合いが居る訳ではないけどね。

でも楽しかった。
小編成で序曲は辛いものがあった。
それでも徐々にエンジンが掛かっていく。

オタヴァの演出は、シンプルで判りやすい。お金かけないけど、楽しければ良いでしょ!と言わんばかりである。
これはオペラの基本だと思う。

歌手はスターがいないのが良かった。
そのかわりにアンサンブルが充実していた。
小編成で、まとまりよくオペラを楽しませるには、こんなやり方も良いのだろうと改めて思う次第。
そして誰も気負う事無く、音楽する事を楽しんでいる。
バジリオに習う歌が、いきなり日本語で「かえるの歌」だったり、アンブロージオが、客席で水まきという客いじりをしたり。
2幕冒頭で、バルトロだかがレチタティーボでイタリア語の歌詞を忘れたのか、チェコ語で歌っているように聞こえたのは気のせいか?
「ドブジェ」
って聞こえたのだが、空耳ではないだろう。
なんせイタリア語より、チェコ語のほうが判るので・・・・

彼らの演奏を見ていると、音楽ってやっぱり楽しいのだということを改めて思わせてくれる。
ウィーンやベルリンの有名歌手が出るオペラは観客の期待値、演者の力の入れ方が半端でない。それはそれで素晴らしいのだが、それよりも日常的な音楽の親しみやすさを感じさせてくれる彼らのほうが、共感を持って楽しむ事ができる。

東京公演も終わるころに見たのが残念だが、次回の来日はもっとちゃんと見に行きたいところである。
posted by CZ-Pivo at 22:45| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

50年

王監督が退任すると記者会見があった。
プロ野球に入って50年が経過したと言う。

現役時代を知らないが、868本のホームランという人間技とは思えない記録を残しただけで、十分過ぎるであろう。
その後の監督も、野球に対する誠実な態度は素晴らしいと思っていた。
だからこそ記録と記憶に残る活躍ができたのだろう。

50年というと、我らのヴァーツラフ・ノイマンがチェコフィルに入団し亡くなるまでがちょうど50年。
1945年にビオラ奏者として入団。
その後、指揮者に転向。
そして50年間、タイトルがある時期も無い時期も含めて、チェコフィルと関わらない時期はなかっただろう。
ノイマンも音楽にとても誠実だった。

なんだか関係ないけど、そんなことを思った。

夏の疲れが出てきて、かったりい。
posted by CZ-Pivo at 18:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月22日

ハイドン

ハイドンは、美しい。
とても好きである。

去年「時計」をナチュラルホルンで演奏した。
学生時代に「軍隊」〜1楽章を夏合宿で指揮したのは懐かしい。

チェコの連中の録音が驚くほど少ないのは、オーストリア・ハンガリー帝国への反抗か?
そんなことはない?

でもプラハ室内管弦楽団が、ロンドンセットを録音している。
偶然中古屋で見つけて早速確保。

彼らは、古典に驚くほどの適応力を示す。
それは同時代にコゼルフ、ウラニツキーなど古典交響曲が存在するからであろう。
美しい。

ハイドンと言えば、ホグウッドの素晴らしい録音がある。
古楽オーケストラで、ここまで豪快な演奏は他にないだろう。
全集が頓挫したのが残念でならない。
「ホルン信号」なんぞホルンのあまりの素晴らしさに、心躍らされるのにである。

来年、没200年ハイドン・イヤーである。
ますますハイドンが好きになるはず。
トランペット協奏曲をさらうかな。

そしてマルチヌーも没50年。
「リディツェ追悼」を是非やりたいと思っている。

楽しい一年になりそうだ。
posted by CZ-Pivo at 23:18| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月16日

4連休

今日は、残った夏休みを使い4連休。

この連休は、いつもの如く飲み会続きであった。

金曜の夜、帰って家で飲みだしたが、すぐに眠くなり10時過ぎには寝ていた。最近、こんなことが多い。

そんなことで土曜は早く起きて、家の掃除。
久しぶりに水周り、風呂、トイレなどなど頑張ってみた。

そして楽器をあれこれ吹くといういつものパターン。

日曜は、これまた久しぶりに渋谷に出てみた。
HMVでお買い物。
アンチェル指揮チェコフィルの「モツレク」が出ていた。
スイスのモントルーでのライブ録音。こんなものがあるとは思わず・・・これがとても素晴らしい演奏で嬉しかった。
調べてたら、この日の後半は、プロコフィエフ「アレクサンダー・ネフスキー」を演奏。またまた重たいプログラムである。

ビエロフラーベク指揮プラハ響のドヴォ7、スラブ舞曲のDVDも購入。
これは本当に素晴らしい演奏だった。6月に演奏する前に買っておくべきだった。

そして友達がN響を聞いていたから、合流して飲み会になった。
3月にお世話になったマエストロも合流しての宴会。
1軒目はスーパードライであったので、あまり量は飲まなかった・・・
2軒目に天狗に入って普通のビールになったら美味しかった。
やはりスーパードライは嫌いである。というより身体に合わない。

でも10時過ぎには僕は撤収。どうやら僕以外は3軒目に行ってたみたい。

そして昨日は、楽譜のコピー大会。
3時に新宿に集合して、あーだこーだでコピー。
5時には終わって、何故かファミレスが居酒屋になる。一番絞りは美味しい。
そしてお手伝い頂くホルンご夫妻に楽譜を渡して、台湾料理屋で宴会になる。
俺はまだ休みだったから、飲みまくり。
10時くらいまで飲んで撤収。

今日は、遊びつかれて一日寝ていた。

アフォみたいな4連休。
自堕落。

明日から、社会復帰できるのであろうか。
posted by CZ-Pivo at 20:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月13日

モーツァルト

たまにはホルンのこと。

4曲の協奏曲を書いている。
シンプルで美しい。

これを音楽的に演奏することほど難しいことはない。

今日、ザイフェルトの録音を初めて聞いた。
かったるくて途中で終了バッド(下向き矢印)

聞き比べたら同僚のハウプトマンの方が、まだ面白い。

ここまで書くと、またチェコの人(ティルシャル)を褒めるだけだろと!!と思われそうなので、フェアに評価したいので、棚から目に付いたものを引っ張り出してみた。

1 ゲルト・ザイフェルト カラヤン/ベルリンフィル
2 ノルベルト・ハウプトマン ヴィルバラント/ベルリン室内アカデミー
3 ヘルマン・バウマン ズッカーマン/セント・ポール室内管
4 ヘルマン・バウマン(ナチュラル) アーノンクール/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
5 ミロス・シュテヴォーヴ コペルマン/カペラ・イストロポリターナ
6 セバスチャン・ヴァイクレ ヴァイクレ/ドレスデン・フィル
7 アブ・コスター ワイル/ターフェル・ムジーク
8 アラン・シヴィル クレンペラー/フィルハーモニア
9 ルシアン・テーヴェ(3番のみ) オーヴェルドゥ/室内オケ
10 ピエール・デル・ヴェスコーヴォ (2番) オーヴェルドゥ/室内オケ
11 デニス・ブレイン カラヤン/フィルハーモニア
12 ズデニェク・ティルシャル コシュラー/チェコフィル室内管
13 ズデニェク・ティルシャル オルドジフ・ブルチェク/プラハ室内管
14 ラドヴァン・ブラトコヴィチ テイト/イギリス室内管
15 フェレンツ・タルヤーニ(4番、ロンド) サンダー/ギョールフィル

これだけ全部聞くのは、10時間以上かかるので1番の2楽章又はロンド楽章で勝負してみよう。

以下は、順番に感想。
1 伴奏以下とても重たい。上手だが面白くない。
2 伴奏以下重たく感じるが、独特の遊びがある。
3 リズムが弾けて、豪快な演奏。重音も使うカデンツは楽しい。
4 伴奏が若干かったるいが、ナチュラルの音色の美しさが素晴らしい。
5 ほのかなビブラートで流れるような歌が好印象。
6 正確なアーティキュレーションと歌心が印象的。
7 ナチュラルが不便な楽器でないことと改めて知る。音色の使い分けも素晴らしい。
8 音の美しさが印象的。
9 エレガントな歌い方が素敵。独特なモーツァルトの世界が楽しめる。
10 ロマンティックすぎると感じるが、こんなんもありだと思う。
11 こうして並べて聞くと、聞かせる音楽がある。
12 伸びやかに歌うチェコのスタイルで、音色の使い方など素晴らしい。
13 基本的に12と同じだが、音楽的に余裕があり貫禄のある演奏。
14 歌心ある演奏。
15 美しい音色と歌心。とても素敵な演奏。

ということで、改めてタルヤーニやヴァイクレが素晴らしいと思った。
バウマンは言うに及ばずである。
ビッグネームであろうと、オケでソロホルンとして吹くことと、ソリストとして旋律を吹くことの意味の違いがあることを感じる。
これはベルリンの2人などに共通する。彼らが嫌いとか下手とかいうことではなく、趣味の問題でもない。
そしてモーツァルトを音楽的に吹くことの難しさを思い知る。

ケイマルさんは
「美しい音色と音楽性を身に付けないと駄目」
と仰る。
「そうでないと、人に音楽を聞かせることができない」
とね。
その中でトランペット奏者として重要なことは
「まず第1に大きい音!!」
だとも。

ソビエト国立響などのソロホルンであったボリス・アファナシェフは
「モスクワ音楽院では、リヒテル、ギレリス、ロストロポーヴィッチなど世界的な音楽家が授業をしていたので、ホルンのレッスンなぞ行く暇は無かった」
「ホルンの先生にモーツァルトの吹き方を教えてもらうよりも、ギレリスにモーツァルトを教えてもらった方が、ずっとに役に立つ」
と言う。
まさにそういうホルニストであった。

まずは音楽家でなければならない。
その上で楽器は何でも良い。

たまたまホルンでも、ラッパでも、ピアノでもね。

あ〜難しい。
posted by CZ-Pivo at 18:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月08日

誕生日

今日、9月8日はマエストロ・ドヴォルジャークの167回目の誕生日。

1841年9月8日に、プラハから北へ30キロほどのネラホゼベスに生まれ、その後の栄光はご存知のとおり。

ということで、なぜかチェコ軍楽隊のスラブ舞曲やらを聴きながら、1人でマエストロへの感謝をこめてお祝い中。

今年は、ほかにもアニヴァーサリーが続く。
目先は、9月19日。
マーラー自身の指揮でチェコフィルにより交響曲第7番「夜の歌」が初演されて100年を迎える。
プラハでは、ビエロフラーベク指揮で記念演奏会が行われる。

日本にいる僕は、飲み会でもしようかと画策中。
posted by CZ-Pivo at 23:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月06日

やるべきこと

1 新しいオーケストラの準備
2 年末年始の旅行の準備
3 職探し

1はもう日程が決まっているので、大変なことになっている。
もちろん人集めなんだけどね。

2は、航空券も手配は終わったが、あとはホテルをどうするかってこと。今回も1人でないから、かなり真剣。
でも取り合えずホテルは目星を付けたから、取り合えず落ち着くだろう。

3は・・・最も手抜き。
いや働きながらは、大変。この時期の採用は、明日から来て欲しいというとことが多いからなぁ・・・・
いっそ辞めて、真剣に活動しようかと思いつつ、貯えがほとんど無いから、そうもいかない。
こんな歳で、遊んで暮らしているとこの先の人生すら怪しいものになる。

こうなると目標はヒモか??

僕は周りの環境に影響されやすいタイプ(音楽も同じだ・・・)なので、自分の居心地の良い周辺環境を整えることは、僕にとって最も大切なことである。

こんなにあーだこーだ抱える事自体、俺的には珍しい。

今年は、やらにゃならんな1年だな。
posted by CZ-Pivo at 23:38| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月04日

あっという間に

9月かぁ

職場に静岡出身者がいる。

「お茶の焼酎しってます?」
「知らない」
「では送ります」

ということで頂きました。
ちゃんと送料含めてお支払いしましたよ。

「緑茶房」というもので、米の焼酎にお茶が加わったものである。

開栓すると、ほのかにお茶の香。
これはお湯割りだなということで、早速お湯割りで頂く。
ほのかにお茶の甘さを感じる。
美味しい。

しかし送ってきた本人は、飲んだことが無いらしい。
そんなもんなのか?
と思ったら、そんなに静岡でも有名では無いらしい。
と言うより、最近作られたものではないのか?
販売がサッポロビールとある。

他の静岡出身者は、揃って
「知らない」
と言う。

でもその連中は知らないだろう。
毎日、かのダイゴロウを飲んでいるっていうのだから。
アルコールなら何でも良いのか?と小一時間問いたいところだ。

今週もあっという間に、終わるのか・・・・
残っている1日分の夏休みをどこで休むかなぁ

心が折れたら休もうと思っているのだが。
posted by CZ-Pivo at 23:10| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月30日

愛すべき

チャイコフスキーの弦楽セレナーデ。

以外にもチェコの録音があまりないなぁ・・・・

と思ったら、プラハ放送響の録音がった。

予想とおり素晴らしかった。
小さい弦楽アンサンブルよりも、フル編成の方が良いに決まっている。

そんな欲望を満たしてくれる録音である。
即物的なヴァーレクの指揮以外はね。

ヴァーレクのことを知人が「チェコの秋山和慶さん」と称していた。
大編成やマニアックな曲を好み、スコアをガン見して振る。
必ず水準を維持する安全運転な指揮振り。

そんなことを言いつつも、ヴァーレクは嫌いでないよ。

さてさて約3ヶ月オーケストラ活動から遠ざかっていたが、明日から復帰する。
久しぶりにハイトーン吹きまくりのモーツァルト・バイオリン協奏曲第5番「トルコ風」。
ああいう音は、緊張感があって楽しくて堪らない。

と思ったら、なぜかベト1の2番ホルンを吹かなきゃならん。
こちらの方が、嫌。
最近、あんな低い音は販売していないのに・・・・憂鬱。
posted by CZ-Pivo at 18:44| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月25日

楽譜

ウィキペディアの楽譜版。
http://imslp.org/wiki/Main_Page

みんながいろいろと持ち寄って集まるので、オケ曲のあるパートだけなんてどうにもならない曲もある。
しかしウェーバーのコンチェルティーノの自筆譜ファクシミリ、ドープラのアンサンブルやら、エチュードやら、てんこ盛り。

楽しすぎる。

またさらうものが増えてしまった=中途半端に吹けるレパートリーが無駄に増加するということである。

今まで全く吹いたこともない(あまり興味がなかったから)、シューマンの4本協奏曲もある。
この際、さらってみるか。

個人的には、ドープラのホルン6重奏が嬉しい。
ティルシャルさん以下チェコフィルのメンバーが3度も録音している。
ティルシャルさんの美しいハイトーンが堪能できるのだが、譜面があるってことは、俺にも吹けるってことである(当たり前)。
5線の上の方ばかりで、楽しい。乱発する上のGとか最高。
でもこんなん40分も吹けない。
ドープラ自身がホルンを吹いていただけあって、とてもよく出来ているのは言うまでもないけど、曲としての構成もしっかりしているので、単なるホルンの曲という枠を超えて、楽しめる。
まぁ素人で手を出してやれるような曲では無いけどね。

そしてチェコのホルンのサイト。
http://www.lesniroh.cz/

英語ページなんて無いから、ほぼ読めない。
でもティルシャルさんの先生でありブルノ音楽院教授を務めたフランティシェク・ショルツの記事もありとても貴重である。

こういうページは見ていて楽しい。
posted by CZ-Pivo at 22:02| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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